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八重山観光の振興・発展を 郡内関係者一堂に

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鏡開きで八重山観光の発展を祈念する関係者ら=6日夕、南の美ら花ホテルミヤヒラ

 2023年八重山観光新春のつどい(同実行委員会主催)が6日夕、石垣市内のホテルで開かれ、郡内の観光関係者が一堂に集い、八重山観光の振興・発展を祈念した。2年ぶりに開催された催事には、八重山圏域の観光事従事者や旅行会社、行政関係などから約130人が参加。昨夏ごろから復調してきた観光需要をさらに伸ばし安定させるため、3市町がそれぞれもつ観光資源の特性を改めて見直す契機とした。

 同実行委員長で石垣市観光交流協会長の中山義隆石垣市長は、コロナ禍で耐え抜いた観光、医療関係、市民らに感謝し、主催者あいさつをした。

 首長の立場として、国へ空海路の国際線再開へ要請してきたことを報告。ことし2月に運航予定の台湾―石垣間の国際チャーター便を「国際交流再開の皮切りにしたい」と位置付けた。

 観光回復における人材不足問題については、陸上自衛隊石垣駐屯地に配属される自衛隊職員の家族が観光業に就いてもらえないか、17日に訪問予定の陸自西部方面隊で話題にあげる考えを示した。

 来賓祝辞で前泊正人竹富町長は、西表島の世界自然遺産登録を転機とし、自然環境の保全と地域振興の両立に向け八重山全体で取り組むことを決意。観光満足度の向上と地域の発展へ「責任ある観光」の推進を掲げた。

 糸数健一与那国町長は、コロナ禍がオーバーツーリズムなどこれまでの八重山観光の在り方を「検証する機会を与えてくれた」とし、全国で映画上映中のドクターコトー診療所を追い風に「観光振興に全力で取り組む」と力強く述べた。

 この後、我喜屋隆次石垣市議会議長、日本トランスオーシャン航空・佐々木政茂取締役販売部門長、全日本空輸石垣八重山支店・宮脇秀至支店長、東武トップツアーズ沖縄支店・金城ミカ国内旅行センター長のあいさつも続き、第42代ミス八重山による舞踊が披露された。


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