八重山の未来を子どもたちと創るイベント、「第2回やいまＳＤＧｓシンポジウム～ＴＨＥ ＥＡＲＴＨ ＶＯＩＣＥ～」を開催する実行委員会のメンバーが29日、チャレンジ石垣島で会見し、「舟蔵の里」で12月3日開催する同シンポの見どころをＰＲした。昨年の第1回に引き続き実行委員長を務める当銘由羅さん（八重山高校3年）は「ワクワクの未来をのぞいてみませんか」と来場を呼び掛けた。誰でも入場無料で参加できる。
八重山らしい持続可能な地域づくりをさまざまな立場から取り組む一歩にしようというイベント。石垣市、ローカルＳＤＧｓ推進支援機構との共催で午前9時から午後9時まで開催する。
会場ではＳＤＧｓボードゲーム大会、パネルディスカッション、スタートアップ支援プログラム、やいま百貨店、ライブステージ、石垣市公営塾による「島そうじプロジェクト」など多種多様なプログラムが満載のイベントがある。
野外での百貨店には20店舗以上が出店。環境に配慮した農産物、野菜をたっぷり使用したベジメニュー、八重山農林高校の生徒がレシピを考案した「新ぱち農弁当」、生活雑貨、民芸品などを販売する。島そうじプロジェクトは、海岸清掃で拾ったペットボトルのキャップで作る「キャップルダー」の製造体験会を実施する。ライブステージもある。
イベント前日には、1年前のシンポで宣言した八重山でのＳＤＧｓ推進組織「ローカルＳＤＧｓ推進協議会」を設立する。
当銘さんは「去年も実行委員長を務めたが、日に日に学びが深まっている。どんな未来が待ち受けているのか、自分に何ができるのか、行動まで考える。そんなワクワクの未来を共有できるのを楽しみにしている」と話した。