13日午前10時30分すぎ、石垣市健康福祉センター北側の県道富野大川線ふれあいの丘付近の交差点で、縦、横とも約1㍍あるコンクリート製の構造物が大型車両の荷台から落下。同車両とすれ違った市内に住む女性(35)がこれをを目撃し、八重山署に通報した。
目撃した女性は於茂登集落方面から家族と自家用車で市街地向け進行中、対向車線を走ってきた大型車両が緩いカーブにさしかかった際、「ドン」という鈍い音とともに灰色の物体が道路に落ち、目の前を横切るのを目撃した。
女性は「大きな物体が目の前を転がり、縁石で止まった。幸い、歩行者や通行車両はなかったのでよかったが、まかり間違えば自分たちに衝突していた」と驚いた表情。
警察から連絡を受けた道路管理者の八重山土木事務所維持管理班は「職員が駆けつけたときには撤去されていたので確認できなかった。市内では荷物が落下するケースはあまり報告されていない」と話した。