日本一早い1期作の新米「石垣島産ひとめぼれ」の販売が6日、JAおきなわファーマーズマーケットやえやま「ゆらてぃく市場」で始まった。7日からは市内の量販店などにも並ぶ。
2014年産の1期米は、ご飯にした時のおいしさの基準となる「食味値」が80点と高い数値を記録。味、品質とも高いレベルになっている。
ゆらてぃく市場で同日午前9時から行われた新米販売セレモニーで、JAおきなわ八重山地区水稲生産部会の翁長孝夫部会長は「食味値も80点と高得点で、おいしいお米が出来上がった」とPR。又吉健夫八重山地区本部長も「日本一早いひとめぼれの味を消費者の皆さんに味わってもらいたい」とあいさつした。
同市場では8日まで、新米の石垣島産ひとめぼれを5㌔1880円、3㌔1150円の特価で販売。300袋(1人3袋まで)を用意する。
販売初日は試食用のおにぎりも用意され、訪れた買い物客らが味を確かめながら新米を買い求めていた。新米と石垣の塩を使ったせんべいも販売している。
新米を購入した50代女性は「毎年、楽しみにしており、関西の大学に通っている子どもにも送りたい」と話した。
セレモニーには、保育園こどもの家(仲本敦子園長)の園児17人が招待された。子どもたちは、試食用のおにぎりをほおばり「おいしい」と笑顔をみせた。