【与那国】八重山農林高校からプランターに植えられたインパチェンスやマリーゴールド、ヒポエステスのポット植え合わせて300鉢余りが3日、町教育委員会に届けられ、色鮮やかな花々が町内の小、中学校に贈呈された。
花は、八重農が過日開催した「第11回花と緑のまつり」会場で校門前の花文字、通路など装飾に使用したもの。生徒たちがまつりに向けて丹精込めて育て、赤、黄、オレンジ色の花びらがあざやかに咲き誇っている。
与那国の児童生徒たちにも鑑賞させたいと、同校で学ぶ与那国町出身の生徒らが、まつり後も手入れを続け、船便で届けられた。
港で町教委の職員から説明を受けた各学校の教諭らが色分けされた花を軽トラックに積み込み、学校へ運んだ。町教委の職員は「花の育ちにくい時期だけに原色の花弁は子どもたちにも喜ばれる」と話していた。(田頭政英通信員)