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「刈るときに『サクッ』と音がして楽しかった」「クセになりそう」-。八島小学校(吉濱剛校長、児童271人)の6年生38人が4日午前、自然学習の一環で石垣市平得地底の水田で稲刈り体験をした。JAファーマーズマーケットやえやまゆらてぃく市場(幸喜英信店長)が主催した。収穫した水田25㌃は同校PTAの大道正信さん(46)が提供。2月6日に植えたひとめぼれが収穫の日を迎えた。
児童らはJA職員からカマの使い方や稲の刈り方を教わった後、8グループに分かれ、たわわに実った長さ70㌢ほどの稲を次々と刈り取り、2時間ほどで300㌔を収穫した。収穫後は足踏み式の脱穀機で昔ながらの脱穀も体験した。
宮里葵さん(12)は「初めての稲刈りで最初は難しかったが、コツが分かると楽しくなった。農家の人の苦労が分かった」と感想。平安名浩大君(11)は「今度は田植えからしてみたい」、成田さくらさん(12)は「毎日感謝してお米を食べたい」と話した。
この日収穫した稲は後日ゆらてぃく市場で精米され、来週には児童に配られるという。