「石垣島マグロレーシングwithモトバム」チームのオーナー、大野剛史氏らが2日午後、市役所で記者会見し、7月に鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で開かれる鈴鹿8時間耐久ロードレースに参戦すると発表した。
2008年の初参戦から通算5度目。大野氏は「大好きな石垣島をアピールしてきたい。7月27日の決勝レースで10位内が目標」と意気込みを語った。
同レースは日本最大のオートバイレース。石垣島マグロはライダー3人を予定し、スタッフ38人編成で臨む。使用マシンは2014年型ホンダCBR1000RR。
大野氏は、広告やイベントプロモーションなどを行う㈱ヒポポタマス(本社東京)の代表を務める傍ら、都内でアンテナショップ「石垣島共同売店」を独自に運営するほどの石垣島ファン。
08年は石垣市の協賛、八重山漁業協同組合青年部の後援を得て初参戦。10年には初めて完走し、決勝12位の成績を残した。東日本大震災で2年間レースが休止となった後、13年に再参戦している。
漢那政弘副市長は、「10万人が観戦するビッグイベントで石垣市をPRしてくれることに感謝している。市民こぞって応援したい」とエールを送った。