【那覇】野底小学校(春山一夫校長、児童38人)の5、6年生13人が、18日から3日間、那覇市立さつき小学校(児童616人)と交流学習を行うことになった。さつき小の児童数は野底小の約16倍。春山校長は「子どもたちがびっくりすることもあると思うが、大きな学校との交流は思い出にもなる」と話している。
へき地教育を支援しているみずほ教育福祉財団の助成で行うもので、助成額は50万円。野底小は県内で唯一本年度の助成対象校に選ばれた。
目録の贈呈式は2日午後、県庁で行われ、みずほ銀行那覇支店の貴船洋行支店長は「実りある成果を期待している」と述べた。
諸見里明教育長は「県内小中校の38%がへき地教育をしている。(野底小には)教育にへき地はないとの思いで、助成金を活用した学校教育に取り組んでほしい」と激励した。