四カ字の豊年祭ムラプールの祈願や奉納芸能行事が行われる真乙姥嶽に大量の家庭ごみの不法投棄があった。新川字会の金城文雄会長は「字民が祈りをささげる神聖な場所にごみを捨てるなど言語道断だ」と怒り心頭だ。
何者かにより捨てられた大量のごみが見つかったのは12日、同会役員らが豊年祭に備えて同嶽の清掃をしていた時のことで、敷地の道路に近い場所に缶ビールやカップラーメン、しょうゆなどのボトル、牛乳パック、食品のトレーなどが分別されずに石垣市指定のごみ袋に詰められていた。
ごみは役員らで分別した後、処分する予定で石垣市へは不法投棄禁止の看板設置を求めている。
金城会長は「こんなことは、これまでなかった。中学生たちの通学路でもあり、教育上よくない。信じられないことをする人がいる」とあきれた様子で話した。
今後は、警察へ被害届を出すことも検討しており「二度とこのようなことはやらないでほしい」と訴える。