平真小学校(松原範夫校長)の4~6年生児童275人が29日午前、同校体育館で麻薬探知犬の公開訓練を見学した。麻薬探知犬として県内で活躍しているラブラドールレトリバーのボルト君とジャーマンシェパードのデンデ君が登場し、荷物や所持品の中から薬物のにおいの付いた布を見つけ出す訓練を披露した。
沖縄地区税関が5月の「薬物及び銃器取締強化月間」にちなんで税関教室を開いたもの。
沖縄地区税関麻薬探知犬チームの日高忠文インストラクターは「探査犬は全国の空港や港の荷物や郵便物を検査しており、薬物をかぎ分けると座って教えてくれる」と説明。
6年生の島尻和慶君は「薬物を持った人に襲いかからないところに驚いた。税関の仕事にとって探知犬は大切なパートナーだということが分かった」、5年生の下地正悟君は「人の鼻より何万倍も良いと聞いて、凄いと思った。犬は好きだけど、大きいので少し怖かった」とそれぞれ感想を話した。