西武の平良海馬投手(21)は28日のソフトバンク13回戦(京セラドーム大阪)、九回に登板して1回を無失点に抑え、2006年に藤川球児(阪神)がマークした38試合連続無失点のプロ野球記録に並んだ。平良は開幕から無失点を続けている。
試合後、ヒーローインタビューのお立ち台に上った平良は「一歩一歩の積み重ねでここまで来られたのでうれしい。(記録に並ぶ)意識は多少あったが0点に抑える意識で投げた」と振り返り、新記録に向けて「一人一人全力で投げるだけ。変わらず一歩一歩進んでいきたい」と次を見据えた。
平良は八重山商工高校からドラフト4位で18年に西武に入団。昨季は54試合に投げて1勝0敗1セーブ、防御率1.87の成績を残し、最優秀新人に選ばれた。