島ごとの新型コロナウイルスワクチン住民一斉接種で竹富町は、今月16日の黒島から対象を12歳以上に引き下げる。町によると、接種当日に12歳を迎えていない住民は対象外。枠拡大の12歳以上~16歳未満は199人。町全体の対象者は計3674人に増える。接種は任意、全て公費負担。
町は、厚生労働省が米ファイザー製ワクチンの接種可能年齢を今月1日から12歳以上としたことで、黒島の接種日から適用する。黒島、小浜、波照間へ、追加する子どもたちの接種券は発送済み。
竹富島は既に2回目の接種を終えているため、希望する子どもたちは竹富診療所で行う。現在、人数を調整中。
5月以降、石垣市内では感染力が従来株より1.6倍も強いとされる英国型変異ウイルスの影響が10代や10歳未満にも及んでいるとみられ、町健康づくり課は199人がワクチンを打つことで未成年への感染拡大を抑えたい考え。
県感染症対策課によると現時点、県内で12歳以上~16歳未満がワクチン接種をした報告は入ってない。