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ハーリー開催へ 与那国久部良

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2年ぶりに行われる見通しとなった久部良の爬龍船競漕(写真は2019年6月6日の爬龍船競漕で転覆ハーリーを制する北組)

 【与那国】久部良自治公民館(野底真助館長)は16日までに、6月13日の「ドゥガヌチ」(旧暦5月4日)に、久部良港内で海神祭を行うことを関係者と協議のうえ決定した。新型コロナウイルスの影響で昨年は祈願のみ行ったが、ことしは「ウガン」、「転覆」「上がり」を行う。

 協議は各組長、歴代館長や地域の学校長、公民館役員らが出席した。開催に対し反対意見はなかったが、コロナ下だけに慎重を期した。

 「ウガン」、「転覆」「上がり」の3種目以外の公民館別、学校対抗など他の競争種目は取りやめ。祝賀会も行わない。港内での練習期間は定めるものの、各船屋での慰労会は本番まで行わない。

 前夜祭や旗頭奉納、開閉会式、児童生徒の鼓笛隊パレードや吹奏楽については感染症予防対策を徹底して実施する。

 開催が決まったことに住民は大喜び。公民館役員らは今後のカジキ釣りや豊年祭、与那国マラソンなどイベントの口火を切りたい思いを強くしている。

 町内では累計で8人の新型コロナ感染が確認されているが、昨年12月11日以降、新規感染者が出ていない。公民館は現段階でハーリーを開催する方向だが、町内での感染状況をみながら判断することになる。(田頭政英通信員)


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