八重山ビジターズビューロー(会長・中山義隆市長)は23日午後、市内ホテルで2014年度通常総会を開き、「奄美・琉球の世界自然遺産登録」に向けた関係地域の連携強化や勉強会などの事業計画を決めた。外国人観光客の受け入れを強化するため、民宿事業所などを対象にした講習会も開催する。
14年度は、新たに離島観光活性化促進事業、八重山観光需要安定化事業を受諾。台湾、香港で誘客活動、外国語パンフレットの作製など誘客ツールを整備する。民宿泊強化を目的としたメディアの招聘(しょうへい)事業なども実施する。
八重山観光感謝のつどいは6月6日、大阪で行う。来年の海びらきは3月に与那国島での開催を予定している。
組織は現在、任意団体となっているため、1年かけて法人化の検討を進める。会員は八重山3市町、県八重山事務所、八重山広域圏市町村事務組合、3市町観光協会の8団体。
役員改選では石垣市観光交流協会長を退いた宮平康弘氏に代わり。同会長の高嶺良晴氏が理事長に就任した。