石垣市観光交流協会(宮平康弘会長、304人)は22日、市内ホテルで2014年度第51回通常総会を開き、欧米からの観光客の実数を把握することを目的に空港で外国人向けのアンケートを行うことを決めた。欧米から八重山を訪れる観光客は国内便で石垣入りするケースが多いとみられ、出入国統計などでは実数が把握できないことが課題となっていた。同協会では、ミシュランジャポンやロンリープラネット誌などで八重山が評価されていることから、欧米をアジアに続くマーケットとしてとらえ、今後の誘客活動につなげる考えだ。
14年度は入域観光客目標105万人の達成に向け、新たに第2回星空サミット(10月19日)、スポーツやリゾートウエディング、民宿泊をテーマにしたメディアの招聘(しょうへい)事業、ウェブ上での広告展開などを計画している。
星空サミットでは日本三選星名所の石垣島、美星町(岡山県)、南牧村(長野県)の関係者が石垣島に集い、星空の魅力をアピールする。
役員改選では理事29人を選任。臨時の理事会で副会長の高嶺良晴氏を会長に互選した。任期は2年。宮平氏は役員を退いた。会長以外の役員は次の各氏。
▽副会長=浦崎肇、大松宏昭、親盛一功、兼島英樹、羽地宏幸▽理事=赤城陽子、新賢次、石垣憲良、今井大輔、請盛真実、大嵩久美子、奥平まゆみ、翁長友美、金城球二、久場島清俊、黒嶋克史、菅隆宏、砂川幹雄、瀬戸守、園田真、高嶺豪、渡嘉敷一史、名渡山秋彦、根原工、丸尾剛、森田安高、柳島司、山内昌一郎▽監事=石田正夫、真栄田義世