将棋の八重山学生トップを決める第1回八重山オール学生将棋選手権大会(主催・日本将棋連盟八重山支部、共催・八重山毎日新聞社)が18日午後、大浜信泉記念館多目的ホールで開催された。市内の小中学生12人が出場して争った結果、當銘洋介君(11、3級)が初代王者に輝いた。
大会はA・Bブロックの予選リーグを行い、5戦全勝の當銘研晴君(13、3級)と弟の當銘洋介君(11、3級)、4勝1敗の熊木海駆人(みくと)君(12、5級)と大濱晟椰君(11、3級)が決勝トーナメントに進出した。
4人はいずれも市内大川の八将館こども将棋教室で手合わせをするメンバー。決勝には當銘洋介君と熊木君が駒を進め、當銘君が15分間(持ち時間30秒)の対局を制した。
當銘君は「初めての大会で優勝できてうれしい。将来はプロ棋士を目指す」と意気込んだ。
表彰式で同支部の与那原正弘会長は「レベルが高い内容の大会となった。今後も子どもたちが将棋を行う機会を設けたい」と話し、八重山毎日新聞社の黒島安隆社長は「将棋に強い人材を多く輩出し、沖縄県を代表する将棋の名人を目指してください」と激励した。
結果は次の通り。
▽優勝=當銘洋介(川原小学校6年)▽準優勝=熊木海駆人(石垣中1年)▽3位=當銘研晴(大浜中2年)▽4位=大濱晟椰(登野城小6年)