八重山文化研究会(石垣繁会長)は15日夜、大浜信泉記念館で定例会を開き、アジア・太平洋戦争で攻撃を受けた石垣島地方気象台の塀に残る弾痕跡を「平和の壁」として残し、説明板を建てることについて意見交換した。
石垣会長は「市街地の戦跡がほとんど残されておらず、保存は絶対に必要。年内にも説明板を作り、平和の壁として残したい」と強調。
参加者からは説明板の文言について「銃撃された年月日や回数なども入れるといいのでは」「碑文は残るもので訂正がきかない。いろんな人の意見を聞くべきだ」などの意見があり、内容については再度検討していくことにしている。