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一般の部を優先 トライアスロン

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来年の復活に向け、新しいコースが検討されている石垣島トライアスロン大会(2013年4月14日)

 来年の再開を予定している石垣島トライアスロン大会について、大会長を務める中山義隆石垣市長は13日、「どれが主かを念頭において検討している」と述べ、一般の部を最優先する考えを明らかにした。開催日はまだ決まっていないが、コース設定の検討が具体化しており、25日には石垣市トライアスロン協会(福里清作会長)が、新しいコースとして有力視する明石|中央運動公園間で試走会を実施する予定だ。

 中山市長は、日本トライアスロン連合が働きかけているワールドカップ(W杯)との同時開催については「先方からいろいろ提案があるが、内部で議論している。W杯を開催する場合でも一般の大会の負担になってはいけない」と述べた。

 同協会などが設定した試走コースは、スイムが明石海岸1.5㌔、バイクが明石小学校|運動公園間40㌔、ランが運動公園外周5周10㌔。

 バイクは明石から国道390号を南下し、南ぬ島石垣空港手前の大里で右折して県道大浜富野線を直進。於茂登をすぎて開南交差点を右に折れ、石垣島製糖前を直進して海岸線の一周道路へ。観音堂前を通り、荒引橋からシード線に入り、運動公園でゴールするコース。

 同協会によると、バイクコースは海あり山ありの石垣島らしい設定。中山市長は「試走してうまくいけば、コースがほぼ決まるのではないか」と話しており、このコースを軸に詰めの検討が行われそうだ。

 同協会は試走コースを現段階で最も有力な案としており、試走会を通して参加者から意見を募りたい考え。スイムコースは防波堤に囲まれたこれまでのコースと違い、波の影響など環境の変化がある。バイクコースの発着地点が異なるため、現段階では、自転車の移送が課題として考えられるという。


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