▽…12日の「看護の日」にちなんだ「ふれあい看護体験」がかりゆし病院と介護老人保健施設「聖紫花の杜」で行われ、高校生20人が現場の仕事を体験。インタビューに答えた生徒たちは異口同音に「コミュニケーションが大事と分かった」と感想。今話題の「コミュ力」は介護の仕事でも欠かせない。上原りえ子看護部長は「早くから資格を取って」とアドバイス。どちらも着実に身に付けて、自らの夢をかなえてほしい。
▽…９月の与那国町議会議員選挙に向け、各陣営が動き始めている。現職は１人の勇退を除き、５人が続投の考えを示している。勇退の崎原孫吉氏の後継者擁立、一つでも多くの議席を獲得しようと候補者擁立に臨む与那国改革会議。投開票まで４カ月を切り、７月ごろには与野党ともに候補者が決まる見通しとなっており、今後の動向が注目されるところだ。
▽…崎枝公民館が13日、崎枝地区での不発弾保管庫建設計画を白紙に戻すよう石垣市に求めた。事業主体は県だが、市の要望で導入したもので、市が住民とのパイプ役になっている。「住民の同意」をめぐるボタンの掛け違いが、ここまで問題を長引かせてきた。県は事業予算を13年度から14年度に繰り越しており、もう後がない。そろそろ決着をつけないと。
▽…市内小中学校の特別支援学級担当者や特別支援教育支援員を対象にした研修会で講話した恩納小中学校の上門香教諭。子どもの気持ちになってみようと疑似体験プログラムなども行い、充実した内容に。その分長引いてしまい、質疑応答の時間を削って講話を続行。「質疑は電話で受け付けます」と話し、参加者の笑いを誘った。
▽…竹富町の各地域の課題や町政に対する地域住民の意見を反映させるための町政懇談会。２００９年度以来４年ぶりの実施となった今回は１月から始まり、サトウキビの収穫時期に実施できない地域もあるため、年度をまたいでの開催となった。残りは波照間地区と新城島地区だが、新城島地区は建設中の集会施設完成後となる見込みで、夏場までずれ込みそうだ。