台湾国立花蓮高級工業職業高校(葉日陞校長)の生徒ら14人が12日、八重山商工高校(真栄田義功校長)と八重山農林高校(渡久山修校長)を初めて訪れた。郷土芸能で歓迎され、生徒たちと交流した。
八商工では、スターリングテクノラリーカーや生徒が作ったアイデアロボットなどの説明を受けた。花蓮高の生徒たちはパソコンや機械などに興味津々、カメラに収めていた。
八重農では施設を見学したほか、生徒代表から土産品が贈られた。
訪問団の中で唯一の女生徒の林陵さん(18)は「交流できてすごくうれしい。2日間しかなくて八重山を離れるのがとても寂しい。ホームステイも楽しかった」と感想。
花蓮高級工業職業高校の金良遠学務主任は「石垣島は地形や気温、文化などが台湾と良く似ており、親近感を感じる。このような交流をできれば毎年行いたい」、真栄田校長は「修学旅行の中に訪問を組み込むなどして交流を続けていけたらと思う」と話した。