任期満了に伴い9月に予定されている竹富町議会議員選挙(定数12)は現職、新人、元職合わせて18人前後が立候補する見通しだ。9日までの本紙取材に対し新人3人、元職3人、現職6人が出馬の意向を示した。現職3人は勇退する意向で後継者の擁立作業を進めている。小浜と黒島の現職3人は態度を明確にしていない。小浜の2人は地域内で後継者の名前が挙がっているため勇退するものと見られるが、後継者の擁立作業が難航した場合、出馬の可能性もある。
町内の議会議員は地域の代表者という意味合いが強く、地縁・血縁関係の強い地盤が多いため、立候補予定者が他の候補者との競合を避ける傾向もあり、7月までは水面下で擁立作業が行われる見通し。
新人で出馬の意向を示しているのは山盛力(62)=豊原=那根操(62)=祖納=加勢本曙(63)=白浜=の3氏。元職では大城一文(63)=白浜=、通事一(72)=上原=、黒島彪(66)=大原=の3氏でいずれも西表が地盤。
現職では与党の新博文(59)=大原=渡久山康秀(66)=上原=仲里俊一(61)=住吉=。野党の西大舛旬(66)=大原=宮良用範(63)=祖納=東迎一博(65)=波照間=の6氏が立候補する見込み。
与党の西表貫之(61)=大富=野党の新田長男(54)=竹富=嘉良直(58)=波照間=の3氏は勇退の意向を示しており、3氏ともに後継者の選定を支持者と進めている。野党の大石功幸(59)=小浜=前泊竹宏(65)=小浜=島仲秀憲氏(70)=黒島=は進退に明確な意向を示していない。
町議2人を輩出している小浜では大久研一氏(49)が前泊氏の後継者として名前が挙がっているが、大久氏は「検討中」としている。大石氏の後継者として元町役場職員の男性の名前が挙がっているが、両後継者ともに擁立作業が難航した場合、現職が出馬する可能性もある。
黒島では地域内で後継者を擁立する動きが表面化していないため、今後の動向が注目される。
勇退の意思を固めている新田氏の地盤、竹富島では、新人の上勢頭篤氏(54)が立候補を検討しているほか、教育委員の男性の名前も挙がっている。