第11管区海上保安本部石垣航空基地は2日、大泉彰上席飛行士(59)が2013年度人事院総裁賞に決まったと発表した。6月25日に海上保安庁初の航空機無事故飛行通算2万時間を達成したことなどが評価された。石垣航空基地で個人での受賞は初めて。11日、東京の明治記念館で授与式がある。
受賞の知らせに大泉氏は「2万230時間(2日現在)の飛行を改めてかみしめている。厳しい条件下での任務もあったが、事故なく任務を遂行でき、国民のお役に立てたことはうれしい。苦楽をともにした関係者に感謝している。無事故飛行記録を更新し続けたい」と話した。
同賞は国民生活の向上に貢献し、公務の信頼を高めた国家公務員や職域を表彰するもの。