八重山署(仲村智成署長)が4月30日、県警本部長と県防犯協会連合会長から2014年第1四半期(1~3月期)の安全なまちづくり総合対策優秀警察署として表彰された。受賞は県内最多を更新する13回目。同日午後、署内で表彰式があり、県警本部の親川啓和生活安全部長が仲村署長に盾を手渡した。表彰は犯罪総量の抑止やちゅらさん運動の推進、効果的な情報発信、全刑法犯認知件数の減少率を四半期ごとに評価し、表彰するもの。
今回の受賞は、同署が取り組んでいる「やいまよくし隊」による自転車盗警戒活動や自転車甲子園、地域警察官が各家庭を訪問する巡回連絡、金融機関と連携し、特殊詐欺を未然に防止したことなどが評価された。
やいまよくし隊は2月17日から3月16日までを「自転車盗抑止月間」と定め、警察官が2人1組で放課後の時間帯に自転車盗多発地域をパトロールした。
仲村署長は「受賞は署員というよりも郡民の防犯意識の高さのたまもの。4月に異動してきて、そのことを感じている。今後も犯罪減少を目指し、いいスパイラルを継続していきたい」と話した。