県八重山事務所は4月23日、2月の入域観光客数を発表した。それによると、2月に八重山を訪れた観光客は、前年同月より1万9106人(37.8%)多い6万9666人で、同月の観光客数としては過去最高を記録した。観光消費額は48億9000万円だった。
同月は新空港開港効果の影響が続き、東京、大阪、名古屋などの本土便は団体、個人ともに好調。千葉ロッテマリーンズのキャンプやオリックス・バファローズとのオープン戦に合わせて観戦チャーター便も運航した。
国内外別では、国内が6万7737人、外国が1929人。
空路では、台湾の旧正月に合わせて海外からのチャーター便が運航し、151人が来島。海路では国内外ともに今年のクルーズ船寄港がスタートし、2877人が入域した。
同事務所では「クルーズ船の寄港も始まり、海外からの観光入域も好調。八重山観光は引き続き新空港効果を維持している。しかし、利用客が多い格安航空会社(LCC)の減便は痛手。今後の入域数の減に影響する可能性は高い」とみている。