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校舎解体工事進む 八重高

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解体工事が進められている八重山高校の校舎=4月30日午後

 八重山高校(本成浩校長)で、老朽化が激しいことから改築されることになっている校舎の解体工事が始まっている。普通教室棟と家庭科棟、数学教室や美術教室がある特別教室棟の3棟を取り壊しているもので、改築では普通教室棟のある敷地に校舎1棟を建てる。来年3月末の完成、供用開始を目指している。

 同校ではこれまで救急車両が入りにくく、駐車場も狭いなどの問題点があったが、校舎3棟を1棟に集約することでスペースを有効に活用する計画。

 取り壊している校舎は3棟分合わせて延べ床面積4555平方㍍で鉄筋コンクリート造りの3階建て。新校舎は同3766平方㍍で鉄筋コンクリート造り4階建て。総工費は約8億4500万円。

 また、家庭科棟と特別教室棟は、すでに取り壊された旧学校寮と近接した場所に建っており、両棟と同寮の跡地について同校は「駐車場や駐輪場に活用できればと考えている」と話している。


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