【那覇】県内の伝統芸能などを披露する「第50回琉球フェスティバル」(琉球新報社主催)は29日午後、那覇市泉崎の琉球新報ホールで八重山芸能などの公演を行い、観客を楽しませた。
公演には、八重山古典民謡保存会那覇支部(仲大底博也支部長)、八重山古典民謡筝曲保存会(玉城弘子会長)、勤王流八重山舞踊保存会無錆之会・川井民枝舞踊道場、八重山伝統舞踊勤王流トキの会(堀切トキ会長)、八重山舞踊勤王流祥吉の会・上里愛研究所が出演した。
出演者は「鷲ぬ鳥節」「鳩間節」の三線斉唱をはじめ「高那節」「越城節」の筝曲斉唱、独唱「でんさ節」などを披露。舞踊では「白保村」「月夜浜節」「鶴亀節」「夜雨節」「まるまぶんさん節」「古見ぬ浦節」で舞台を飾った。
琉球フェスティバルは沖縄の芸能文化の発展を目指し、1965年から始まり、毎年春の恒例行事として定着している。今年は25日に開幕し、5月4日まで琉球古典音楽など多彩な分野の110団体・1700人余りが出演する。