第2回八重山ミンサー半幅帯新作コンテスト(石垣市織物事業協同組合主催、㈱やまと協賛)の表彰式が28日午前、石垣市伝統工芸館で行われ、最優秀賞に輝いた具志堅直子さん(51)=石垣市新川=ら15人に賞状が贈られた。
コンテストは5月4日の「ミンサーの日」に向け、新しいデザインを創出しようと昨年から開催。組合員40人の作品112点が審査の対象で、都内の㈱やまと26店舗に足を運んだ客491組(1人3票)が投票した。
審査委員長を務めた一般財団法人衣服研究振興会の矢嶋孝敏理事長は具志堅さんの作品について「従来のいつよ柄に細かい市松格子が配され、グラデーションになっているのが評価されたと思う。良くできた作品」と評した。
具志堅さんは「出品作の中でも一番のお気に入り。糸の入れ方も違い、倍の時間がかかった。受賞できてとてもうれしい」と笑顔で語った。
受賞作品は5月4日に市民会館展示ホールで公開される。
最優秀賞以外の受賞者は次の皆さん。
▽優秀賞=来間倫子、宮平律子▽準優秀賞=西島本京子、田安苗子、本原友子、与儀明美、伊良皆二美、太幸恵▽努力賞=砂川尚代、伊舎堂貞美、佐藤美智子、翁長さつき、次呂久幸子、森永律子