【那覇】沖縄竹富郷友会(大山基会長)の「第54回親睦大運動会」が27日、那覇市の石嶺小学校グラウンドで行われ、郷友たちが多彩な種目に汗を流し、親睦を深めた。組織の分会で熱戦を展開した競技は、いんのた会が3連覇を達成した。
開会式で大山会長は「うつぐみの心は仲良く協力する心。きょうは和気あいあいと運動会を楽しんでほしい」とあいさつした。
会場には組織の分会となる、いんのた会、あいのた会、仲筋会の郷友ら約400人が集い、幼児のかけっこを皮切りに、ボール運びやガーラシャまわし、親子リレーなどの種目で競い合った。
方言が書かれた札を探す方言競争では「まみどうぬぱいゆむちく」「ガーラシャーゆまーしく」と書かれた方言札を、祖父母と孫が懸命に探す姿などが会場の笑いを誘った。
昼食時は、恒例の種子取祭の旗頭の舞、ジッチュ、マミドー、マサカイ、馬ヌシャが披露され、最後はガーリーで盛り上がった。