第6回創作長寿食料理コンクール(八重山調理師会主催)が1日、健康福祉まつり会場内であり、工夫を凝らした作品11点が出品された。
プロの料理人11人が八重山の食材を使い、材料費300円以内で創作長寿食に挑戦。審査員が3点、来場者が投票で2点をそれぞれ賞に決めた。
金賞(石垣市長賞)に輝いた佐々木ひとみさん(37)の料理は「季節の野菜と創作郷土料理の盛り合わせ」。佐々木さんは「フランス料理と郷土料理を組み合わせたシンプルで、すっきりした料理。丁寧に細かい部分までできたと思う」と初の賞を喜んだ。
根原哲也会長は「今回は初出場や女性の参加が目立った。長寿食という趣旨に合った個性あふれる作品が出た。これを職場でも生かしてもらいたい」とエールを送った。
各賞は次の通り。
▽金賞(石垣市長賞)=佐々木ひとみ(児童養護施設ならさ)▽銀賞(竹富町長賞)=大盛かおり(はいむるぶし)「発酵前菜〜夜の砂浜〜」▽銅賞(県飲食業生活衛生同業組合八重山支部長賞)=仲道武(かりゆし倶楽部ホテル石垣島)「伝統島野菜の新しい可能性」▽特別賞(八重山調理師会長賞)=武藤孝史(南の美ら花ホテルミヤヒラ)、平良博規(かりゆし倶楽部ホテル石垣島)