▽…今年も黄金週間が始まった。行楽地は家族連れや観光客でにぎわいをみせている。その一方で、観光施設や飲食店などでは「忙しくて休みがない」とうれしい悲鳴。市内の居酒屋のなかには、連休の間、予約がいっぱいとなり、急きょアルバイトを募集して定休日返上で店を開けるところも。
▽…第2回南山舎やいま文化大賞に選ばれた東京都出身の小菅丈治氏のエッセー集「アジアから見た八重山」。授賞式で小菅氏は「カニは決して背を向けない生き物」と表した八重山の人の話を挙げ「日々、自然を見る中で、見たものを自分の心に投影させた自然観を持っている。感銘を受けた」と自然豊かな八重山とそこに住む人々に驚いたという。
▽…八重山高校の教育フォーラムでは、生徒の代表7人が前に出てパネリストに質問をぶつけた。大阪府出身のある男子生徒の「与那国の強みは何?」という質問に杉本和信さんは「海や自然の豊かさ、のどかさ」などと答え、「石垣はどう?(対応などは)冷たくないか」と逆質問。その男子生徒は「やけどするくらい温かいです」と答え、会場の笑いを誘った。