台湾や香港など国内外から14艇が出場する第13回台琉友好親善国際ヨットレース(同実行委員会主催)が始まり、23日に宮古島を出港したヨットが24日午後、石垣港に次々に到着した。同日夜には石垣市内のホテルで表彰式・交流会が行われ、出場者が健闘をたたえ合った。
レースは25、26日に石垣から台湾・基隆に向かう253㌔(137マイル)、27日には基隆島を一周する10㌔(5・6マイル)で行われ、24日にゴールした宮古石垣間の144㌔(78マイル)を合わせた3レースの合計タイムで争われる。
14艇が参加。宮古石垣間のレースはほどよい追い風の吹くまずまずの天候で行われ、10艇がゴールした。トップは「Tipsy Easy」(劉世傑キャプテン、香港)で、午後4時56分に石垣港にゴールした。
表彰式・交流会では、宮古ヨットクラブの渡真利将博会長が「国や言葉の壁を乗り越えて、今後もレースを継続していきたい」とあいさつ。中山義隆石垣市長が「主催者や参加者皆さんの健闘を祈ります」と激励した。