人間関係の基礎知識や感情との付き合い方などを学んでもらおうと、登野城小学校(浦崎喬校長、児童525人)は23日午前、「特定非営利活動法人TEENS POST」の八巻香織代表理事を招き、5年生96人を対象に人間関係ワークセミナーを開いた。
はじめに、犬のキャラクターとさまざまな星をめぐりながら寂しさや悲しさ、不安、怒りなどの感情を知っていく内容のDVDを鑑賞。
その後、八巻代表理事が用意したプレートの中から児童が好きなものを選び、その中に書かれている感情を抱いた瞬間を発表した。
八巻代表理事はかわいがっていた犬が死んでしまった経験を紹介し、「とても悲しかった。悲しい気持ちがたまると心がとても小さくなったり、残酷になったりする。悲しみを知っていると、他の人の気持ちが分かってあげられるようになる」と強調。
また、八巻代表理事は「感情は世界中の誰もが持っている。正しい、間違いはない。心の中にあるものということを覚えておいてほしい」と呼びかけた。