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Channel: 八重山毎日新聞社
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音祭りに600人 多彩なイベント満喫

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雄大な大自然の中で開かれた第8回船浮音祭り。今年は600人が詰め掛けた=19日午後、かまどま広場

 

 【西表】西表島船浮地区を拠点に活動するミュージシャン池田卓さんが企画・プロデュースする第8回船浮音祭り(同実行委員会主催)が19日正午から、かまどま広場で開かれた。晴天に恵まれ、最高気温が27・5度を超す夏日の中、人口39人の集落に約600人(主催者発表)の観客が詰めかけ、会場は熱気に包まれた。

 

 ステージでは、司会のしんちゃん(津波信一さん)が軽快なトークで会場を沸かせ、池田さんが新川雅啓(キーボード)、金川哲也(ギター)さんとともに、「ちばりよー」「頑張り時の皆様へ」を披露。

 ゲスト出演の兼業農家夫婦ミュージシャン「アイモコ」は、「シロハラクイナ」などユーモアあふれる歌や物まねで会場を盛り上げ、「なにわボーイズ」も迫力ある歌を熱唱。

 フィナーレは、池田さんが作詞作曲した竹富町のマスコットキャラクター「ピカリャ~」のテーマソング「ピカリャ~と一緒にサーゆいゆい」や代表作の「島の人よ」を歌い上げた。

 会場では、西表島独特のイノシシ汁やそばを販売する出店もあり盛況。観客は三線が当たる抽選会で一喜一憂し、ステージを楽しみながら、音祭りを堪能した。

 池田さんは「島の人たちも大変な思いをしながら手伝ってくれ、感謝している。何よりもこんなに遠いところまで多くの人に来ていただいたことがうれしい」と話していた。

 


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