▽…国際サンゴ礁年2018のクロージングイベントがあった。サンゴ礁を守るため、今、一人一人が何をするべきか考えさせられた。そこには地球温暖化の問題も提起され、使用しない電化製品のコンセントを抜いたり、二酸化炭素の排出を減らす努力をしたり、できることから取り組むことが大切だと感じた。
▽…八商工で商業科1年生を対象に行われたおきなわ国際協力人材育成事業の出前講座では、生徒3人が父親、母親、子役となり、子どもの病気に効く薬を買うワークショップも。文字が読めない父親が薬(砂糖水)、農薬(食塩水)、水の3種類から薬を選んで戻り、子役に飲ませるというもので、父親が見事に農薬を引き当て笑いが起きたが、実際だと笑い事では済まない。改めて言葉を知ることの大切さを痛感。
▽…リオ五輪サッカー日本代表監督の手倉森誠氏の講演会とサッカー教室が2日間にわたり開かれた。世界との戦いを経験し得てきた蓄積を惜しみなく伝え、中にはロシアW杯で物議をかもしたあの試合の裏話も。サッカー教室の子どもたちには「非常に高い組織力でゲームができている」と評価しつつ、「世界で戦うにはずるがしこさも持ってほしい」とプレー中の〝手〟の使い方にも注文を付けた。