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名古屋フィルと交流 西表の児童、演奏を満喫

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上原、西表、白浜の各小学校の児童が鑑賞した名古屋フィルハーモニー交響楽団の公演=13日、上原小学校体育館

 【西表】名古屋フィルハーモニー交響楽団(名フィル)の公演がこのほど上原小学校(居原田晃校長)体育館で行われ、西表小、白浜小の児童も参加した。文化庁の「平成30年度文化芸術による子供育成事業~巡回公演事業~」の一環。

 楽器を手にした名フィルがずらりと勢ぞろい、組曲『惑星』から「木星」が演奏されると、迫力ある音が体育館中に響き渡り、子どもたちは一気に引き込まれていた。

 楽器紹介では弦楽器、木管楽器、金管楽器、打楽器のパートに分かれ、児童らが知っている沖縄の曲や有名な曲が演奏された。

 児童たちは、名フィルの演奏に合わせて全員でアニメの曲の合唱や、ボディー・パーカッション体験も行った。

 「かじ屋のポルカ」では上原小の白石晃一教諭が、かじ屋役に挑戦。タイミングよく音を出し、誰よりも楽しむ様子に児童らは大笑いしていた。

 指揮者体験では、山下福さん(西表小5年)、青木ライアンさん(上原小3年)、上田脩太さん(同6年)が指揮棒を持って楽団を指揮。それぞれの個性が演奏に表われていた。

 音楽の楽しさを満喫した児童たちに、アンコールで名フィルから校歌のプレゼント。児童は演奏に合わせて元気いっぱいに校歌を歌った。

  児童代表で大城昊己(こうき)さん(上原小6年)が「ハープの音がキレイだった。僕たちのためにありがとうございました」と礼を述べ、指揮者の松井慶太さんに花束を贈った。(曽根田容子西部通信員)


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