斜里町との姉妹町盟約45周年を記念して同町を訪れている竹富町民号の交流団(団長・西大舛髙旬町長、団員54人)は3日午前、ゆめホール知床文化ホールで斜里町140年・町制施行80周年記念式典に出席し、町制施行を祝うとともに、互いの友好を深めた。また記念品としてイリオモテヤマネコの銅像レプリカを贈呈。「次世代につなぐ友情の誓い」を町民号を代表し廣瀬周都さん(25)=西表島住吉=が斜里町の代表者と共同宣言した。
式典で西大舛町長は「北と南の国立公園が取り持つ縁で、さまざまな交流を図り友好と絆は着実な進展を見せている」と祝辞。世界自然遺産に登録されている斜里町の知床に触れ、西表島の登録に全力で取り組む決意を示した。
馬場隆斜里町長は「竹富町の町制施行記念に本町の町民号を派遣し、8月には児童間の交流など充実した関係が続いている。今後も人や時のつながりを大切に、町民の皆さんと斜里町に磨きをかけたい」と誓いを立てた。
式典後の交流歓迎会では、斜里町友好都市・青森県弘前市の市民らも一緒に交流会を開き、3市町で友好の輪を広げた。