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Channel: 八重山毎日新聞社
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八重山の郷土芸能も披露 東京琉球舞踊協会が公演

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八重山舞踊なども演じられた東京琉球舞踊協会の第6回公演「翔舞Ⅵ」

 【東京】東京琉球舞踊協会(川口喜代子会長)の第6回公演で、八重山舞踊も演じられる「翔舞Ⅵ」が5日、東京国立劇場小劇場で開かれた。会場には沖縄の芸能を愛する多くの人々が詰め掛け、多彩な芸能を堪能した。

 同協会は2002年に、在京八会派の舞踊家らで旗揚げ。沖縄の文化遺産である琉球舞踊の継承と発展を目的に、流派を超えて2年に1度の目標で公演を開催している。

 現在は、「鷲ぬ鳥節」や「黒島口説」といった八重山の芸能も演じながら、加盟は15団体にまで広がった。毎回、洗練された舞台が好評を博している。

 昼夜2回の公演は、それぞれ2部構成。昼の部は、各研究所の門下生らが研さんの成果を発表し、夜の部では、師匠たちの華麗な舞が披露された。

 うち、八重山民俗舞踊七峰会(吉浜久枝会主)は、「あやかり節」や「デンサー節」、「空手の鳩間節」といっためずらしい演目も披露した。

 琉舞の「かせかけ」、八重山の「綛掛」(かしかき)の対比も演じられ、八重山を代表する叙情歌「とぅばらーま」も舞踊で披露されるなど、会場からは味わい深い芸の数々に大きな拍手が寄せられた。(黒島安央通信員)


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