第43回石垣市小中学校童話・お話・意見発表大会(石垣市PTA連合会主催)が21日午後、市内小中学校5校で行われ、各校代表の児童生徒92人が出場した。各部門の最優秀賞男女6人は11月11日に竹富小中学校で開かれる同八重山地区大会(八重山地区PTA連合会主催)に石垣市代表として出場する。
同大会は発表活動を通して子どもたちの心を豊かにし、表現力や国語力を身に付けてもらう目的で毎年実施している。
大人たちが見守る中、小学生低学年が童話、同高学年がお話を発表。場面やメッセージに適した身ぶり手ぶりと表情を使い分け、観客へ物語や体験談を伝えた。中学生らは日頃考えている意見を堂々と訴えた。
結果は次の通り。
【小学校低学年(童話)】
▽最優秀賞=大塚琉平(石垣小3年)、増子紗久(宮良小3年)▽優秀賞=高良直大(登野城小3年)、新里昌己(白保小3年)、大濵向日葵(海星小1年)、末藤芽紗(真喜良小3年)
【小学校高学年(お話)】
▽最優秀賞=高木健汰郎(新川小5年)、細井美波(平真小6年)▽優秀賞=磯部ひびき(真喜良小5年)、増子雅久(宮良小6年)、鈴木千尋(海星小4年)、大塚琉那(石垣小6年)
【中学生(意見発表)】
▽最優秀賞=比嘉健二朗(石垣中3年)、加那原里奈(川平中3年)▽優秀賞=大濱孝宗(石垣第二中3年)、比屋根安隼(大浜中3年)、新城美空(石垣中2年)、粟盛舞弥(大浜中3年)
■竹富町、児童生徒56人出場
【黒島】竹富町PTA連合会は21日、第42回竹富町童話・お話・意見発表大会を黒島小中学校と黒島伝統芸能館で開き、3部門男女6人の代表(最優秀賞)を決めた。6人は、11月11日に竹富小中学校で開催される八重山地区大会に出場する。
大会は、童話の部(小学校低学年)で20題、お話の部(小学校高学年)で21題、意見発表の部(中学生)で15題の発表があった。
お話の部で最優秀賞に選ばれた下地琉玄君(黒島小6年)は「命どぅ宝」の演題で発表。「きょうの大会は陸上大会などもあって慌てて練習した。次の八重山地区大会までは時間があるので、今の内容をもっと練習して、表現力を高めたい」と意気込みを語った。
大会長を務めた島仲信八さんは「15年ぶりの黒島での開催。どの発表も素晴らしく、審査委員もどの発表を表彰するか、大変に悩んだ。最優秀賞を獲得した子どもたちには八重山地区大会でも頑張って県大会に進んでほしい」と述べた。
入賞者は次の通り。
【童話の部】
▽最優秀賞=美崎伊緒里(黒島小3年)、金城音和(小浜小2年)▽優秀賞=大久英汰(小浜小1年)、安里妃葵(上原小3年)
【お話の部】
▽最優秀賞=下地琉玄(黒島小6年)、仲底美弥(大原小6年)▽優秀賞=阿久津崚平(白浜小6年)、島仲美來(黒島小6年)
【意見発表の部】
▽最優秀賞=伊東太郎(波照間中3年)、野田詩月(船浦中3年)▽優秀賞=末吉英星(船浦中1年)、島仲美好(黒島中3年)