▽…3年に1度の八重農運動会では、農業系高校らしい内容が目を引いた。リレーで「農村の一日」を表現する1年生の種目には、さすがに牛は登場しなかったが、鶏も参加。逃げ回る鶏に手こずるかと思いきや、脚や尾を素早くつかんで走り出す生徒が多かった。4月以降の現場実習で慣れたのだろう。さすが八重農生。
▽…「何が起こっているの与那国島は」と声を上げる与那国郷友会関係者。町議会で行われている議長選の話だ。町民とは違って、内部ではなく「外部」にいる歯がゆさを感じている様子だ。郷友会の会員も2世、3世と移り変わっているが、与那国の誇りは町民と変わらず、島外にいても自分たちのルーツの島という意識は強い。早く異常事態が収束することを願っている。
▽…童話・お話・意見発表大会の季節がことしもやってきた。石垣市の同大会では92人の児童生徒が発表。どの子も緊張と戦いながら自らの体と表情、声を駆使して観客に語りかけた。一定の時間、大勢の人に見られながら一人で自己表現するというのは大人でもなかなか怖いものだが立派なもの。見事にやりきった出場者たちに拍手を送りたい。