本年産パインアップルの出荷が3月末から石垣市磯辺のJA集出荷場で始まり、職員らが選果機を使ってサイズ分けされた果実の箱詰め作業に追われている。
出荷されているのは生食用品種の「ボゴール」と「ソフトタッチ」。関東市場を中心に、県内の大型スーパーに送られている。
JA八重山地区営農振興センターによると、今期のパインの生産計画は約600㌧(前年実績約500㌧)。このうちの約8割を、今回出荷が始まった2品種が占める。
2品種の出荷は5月をピーク6月末まで。5月下旬から8月初旬にかけては、果実の大きなハワイ種が出荷される。
JAでは、2品種の出荷がピークを迎える5月17日を「パインデー」として、県内の全JA店舗などで試食などのキャンペーンが予定されている。