郡内小中学校の入学式がピークを迎えた8日、県立八重山特別支援学校を含む34校で本年度の入学式が行われ、小学校674人、中学校548人の計1222人が期待に胸を膨らませて校門をくぐった。9日はカトリック学園海星小学校の入学式のほか、郡内のほとんどの幼稚園で入園式がある。
このうち大浜小学校(佐事安弘校長、児童329人)では、真新しいランドセルを背負った新1年生が保護者に手を引かれて登校。午前9時すぎに男子34人、女子24人の計58人がアーチをくぐり抜け、笑顔で入場した。
佐事校長は①自分のことは自分で②元気な返事とあいさつ③交通ルールを守る—を呼びかけ、「一生懸命勉強して賢い頭とたくましい体、優しい心をつくりましょう」と式辞。玉津博克教育長(安里行雄学務課長代読)、玻座真敦PTA会長らがあいさつした。
小濵廉貴児童会長は「分からないことや困ったことがあれば何でも聞いてください。みんなで楽しく頑張っていこう」と歓迎した。
1年生は「ドキドキドン!1年生」を元気いっぱい披露し、学校生活に胸を躍らせた。
大浜公民館(次呂久栄重館長)からはノートと鉛筆、大浜老人クラブ(東田正祥会長)から交通安全祈願のストラップが贈られ、新入児童らを喜ばせた。