2019年度英語ストーリーテリングコンテスト八重山地区大会(八重山地区中学校英語教育研究会主催)が15日午後、八重山合同庁舎2階大会議室で開かれ、郡内の中学2、3年生12人が語りと演技で英語の表現力を競った結果、最優秀賞に浦崎里帆さん(14)=石垣第二3年=、優秀賞に鈴木虹(さい)さん(14)=西表3年=と、棚橋響さん(15)=石垣3年=が選ばれた。3人は7月13日に那覇市の県男女参画センターてぃるるで開かれる同県大会に地区代表として出場する。
同大会は生徒の英語に対する意識高揚、英語によるコミュニケーション能力向上を目的に開催。
ことしは石垣市から6人、竹富町から5人、与那国町から1人が出場。生徒は1人ずつ壇上に立ち、登場人物ごとに声色を変えたり、身ぶり手ぶりを交えたりして、それぞれの物語世界を表情豊かに表現した。
審査は地区内高校の英語科教諭やALT(外国語指導助手)など3人が担当。▽発音やイントネーションの正確性▽暗記の完成度、間の取り方▽ジェスチャーなど表現力|を基準に評価した。制限時間は5分。
友利一史審査委員長(八重山商工高校英語科教諭)は「時間をかけてしっかり暗記すればより生き生きと表現できるので励んでほしい」と講評。
「The Story of Ryukyu(りゅうきゅうの話)」という物語を生き生きと表現した浦崎さんは、受賞後「きょうは声が小さかったので、県大会ではもっと声量を上げられるよう練習して臨みたい」と目標を語った。
3日前に発表練習に取り掛かったという鈴木さんは「県大会ではもっと余裕をもって演じられるようさらに練習したい」、棚橋さんは「感情はしっかり込めることができた。発音をより正確にしたい」と抱負を語った。
このほかの出場者は優良賞を受けた。優良賞は次の皆さん。
▽小島南帆(久部良3年)、大城茜(白保3年)、砂川さくら(伊原間2年)、大山史帆里さん(船浦3年)、吉本輝星(小浜3年)、片岡虹桜(鳩間2年)、玉元まき葉(大原3年)、平井美羽(大浜2年)、赤嶺絢萌(名蔵3年)