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伊東監督「すべて順調」

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岡田幸文選手会長の一本締めで8年目の石垣島キャンプを打ち上げた千葉ロッテマリーンズ=20日午前、市中央運動公園野球場

 千葉ロッテマリーンズは20日、石垣島キャンプの3週間の全日程を消化し、打ち上げた。伊東勤監督は「天気に恵まれ、予定メニューをすべて順調にこなせた」と評価した。大嶺祐太、翔太の兄弟も昨年に続きそろって石垣島から2015シーズンのスタートを切った。期間中は延べ1万8600人(主催者発表)が会場を訪れ、選手たちに声援や熱い視線を送った。

 選手は21日に予定されている中日とのオープン戦に臨むため、20日午後、空路、石垣島を後にした。ロッテは今後、オープン戦などの実戦を行い、3月27日の福岡ドームで行われる昨年覇者のソフトバンクとの開幕戦に臨む。

 伊東勤監督は「選手がキャンプに向けてオフに練習を積んでいたので、初日からハードにいけた。選手は今後が生き残りをかけた厳しい戦い。実戦でどれだけアピールできるかだ」と総括し、選手の奮起に期待した。

 翔太は2期連続の1軍キャンプで地元ファンに元気な姿をみせた。今回、2軍での始動となった祐太は、故障の影響などを考慮し、ブルペン入りを4回に抑えるなど慎重に調整メニューをこなし、現在は、鹿児島県薩摩川内市で行われている2軍キャンプに帯同している。

 キャンプ最終日は午前中のみの練習で、ウオーミングアップの後、野手陣は打撃や走塁、ノックに打ち込み、投手陣はキャッチボールやブルペンでの投球練習を行った。

 練習終了後、塩が盛られたマウンドを中心に監督や選手、スタッフらが円陣を組んで、中央の岡田幸文選手会長の音頭で一本締めを行い、打ち上げた。


「島に恩返しがしたい」 BEGIN

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BEGINの比嘉栄昇、島袋優、中山義隆市長、上地等さん(右から)=20日午後、市役所

 今年でデビュー25周年を迎える石垣島出身の「BEGIN」が、デビュー記念日の3月21日に市中央運動公園屋内練習場で記念コンサート「BEGIN25周年記念音楽公園〜石垣島で会いましょう〜」を開催する。メンバーが20日午後、市役所で会見し、発表した。ボーカルの比嘉栄昇さんは「島に恩返しがしたい。25周年を故郷石垣島の皆さんと祝いたい」と話した。

 コンサートの開演は午後4時。チケットはいす席はすでに完売しており、立ち見席のみの販売。一般4500円、中・高学生1500円、小学生以下は無料(保護者1人につき2人まで)。

 キーボード担当の上地等さんは「武道館などでやるのもありだが、3人で話し合った結果石垣にした。会場で石垣の魅力を感じてもらえたら」と島外から参加するファンにもアピールした。

 ギターの島袋優さんは「うたの日コンサートの時には、たくさんの人に協力してもらった。その時にお金では解決できない力をたくさん頂いた。そういう力を感じてもらうコンサートにしたい」と話した。

 比嘉さんは「デビューして25年、たくさんの人に支えられてきた。石垣島がないとビギンはなかった。島に恩返しがしたい」と、島への感謝を口にした。

 中山義隆市長は「全国各地から訪れたファンに石垣の良さをPRしたい」と、地元での開催に感謝した。

 

■「いちゃりば結」歌詞を募集

 BEGINの比嘉栄昇さんがプロデュースし沖縄県の観光ソングとして誕生した「いちゃりば結」。同曲の石垣島バージョンを石垣市民で作ろうと、3月19日に「結うた大会」が開催される。

 同曲は、なぞかけの構成になっていて、歌詞の一部を変えて誰でも歌遊びができる。

 結うた大会に向け、方言など八重山ならではの魅力ある歌詞を募集。当日の飛び込み参加や楽器を持ち込んでの演奏も可能。

 島袋優さんは「とぅばらーまのイメージ。歌詞を思いついたら、ぜひ参加してほしい」と呼びかけた。 

 大会の入賞者には、3月21日のBEGIN25周年記念コンサートのステージで、ビギンをバックに歌を披露してもらう。

 大会に関する問い合わせは、市企画部観光課文化スポーツ局観光文化課(82ー1535)。

6パターンを比較検討 竹富町役場移転

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26875.町新庁舎支所.jpg

 第3回竹富町新庁舎建設のあり方検討有識者委員会(上妻毅委員長、委員10人)が20日午後、町役場会議室で開かれ、本庁舎を石垣市と西表島に置いた場合の支所、出張所の設置について計6パターンの比較検討案について意見を交わした。同委は今後、同6パターンを基本に議論を深め、パターンごとの優劣を付けずに7月にも提案内容をまとめる。

 同委では「住民の利便性」「地域への貢献」「効率性」「防災機能(対策本機能)(避難機能)」「環部境への影響」の観点から6パターンを比較検討し、その総合評価を示した。

 町が実施している来庁者アンケートの結果がまとまるのを待ち、石垣と西表、各出張所で必要とされる業務内容などを踏まえて議論していく考え。上妻委員長は「窓口業務と相談調整業務をどこに置くべきなのか」と述べ、庁舎と支所、出張所の役割を業務ごとに検討する必要性を指摘した。

 第4回委員会は5月にもを開かれ、最終の提案は7月にもまとまる見通し。

 委員からは「コミュニティーバスのような海上交通ネットワークを提供できないか」「教育と医療を提供できれば西表島に移転することも可能だと思う」「観光入域客数をカウントするだけでなく、いかに定住人口の増加につなげていくかが重要だ」とさまざまな意見が上がった。

 この日の委員会では、隣の自治体にあった役場庁舎を村内に移転した青森県東通村の越善靖夫村長が移転の経緯と現状を説明した。島しょ型自治体、属島型自治体、市町村合併で再編した自治体の事例紹介もあった。

一般会計は260億円 石垣市

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石垣市の2015年度一般会計予算案に14億円余の新増改築費が盛り込まれた登野城小学校=20日午前

 石垣市は24日開会の3月定例市議会に新年度予算案など41件を提出する。一般会計予算案は前年度当初比13・2%増の260億6760万円で、3年連続で過去最高。4月から始まる子ども子育て支援制度や登野城小学校校舎新増改築、新火葬場建設に伴う事業費を盛り込んでいる。

 一般会計と特別会計を合わせた9会計の総額は450億7099万円で前年度比14%増。

 新年度予算に盛り込んだ事業のうち、子育て制度に伴う保育所施設整備費9億2024万円は認可保育園増改築への補助金。登小の校舎新増築事業は14億2539万円、火葬場建設事業は6億9563万円。

 一括交付金事業では、南ぬ浜町(新港地区)での人工ビーチ付帯施設整備事業に1億円。

 新規では、生活困窮者や生活保護受給者に市の行事開催時の清掃や会場設営などの就労の場を提供する社会復帰支援モデル実証事業に232万円、首都・関西圏の高級スーパーで農林水産物のプロモーションを実施し、販路拡大を狙う農水産物プロモーション事業に485万円を計上した。

陸自基地建設に「ノー」

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陸自基地の賛否を問う住民投票での勝利に向け頑張ろうを三唱する基地建設反対派の住民ら=20日夜、町役場近くの広場

 【与那国】22日投開票の与那国島への「自衛隊基地建設」の民意を問う住民投票に向け、住民投票を成功させるための実行委員会(上地国生委員長)は20日夜、祖納の町役場近くの広場で総決起集会を開き、住民投票での勝利に気勢を上げた。上地委員長は「戦争のための自衛隊基地を造らせてはならない。レーダーの電磁波は健康被害を与え、自衛隊に支配される要塞(ようさい)の島になる」と、住民投票で陸自基地建設にノーを突きつけるよう訴えた。

 会場には、平和のシンボルのハトの羽と与那国島の地図が描かれたそろいのジャンパーに身を包んだ実行委員会のメンバーなど、基地建設に反対する大勢の町民が詰めかけた。 主催者代表あいさつで上地委員長は「市町村合併でノーと答えたように、自衛隊反対の意志を示そう」と町民の団結を訴えた。

 与那国改革会議の崎原正吉議長は「町長も任期が切れればただの人。将来、レーダーの電磁波で健康被害が出た場合、誰が責任を取るのか」と町長の責任を追及。「22日の投票では反対に○を書いて勝利をおさめよう」と呼びかけた。

 仲里利信衆院議員と高嶺善伸県議、井上美智子市議、長浜信夫市議が激励に訪れ、仲里衆院議員は「軍隊は住民を守らない。いつ爆弾が落ちてくるか分からない場所に観光客はこない。自衛隊基地建設を許してはならない」と陸自基地建設反対をアピール。

 高嶺県議は「辺野古と与那国の問題は一緒。地域の声をしっかり上げていこう」、井上市議は「沖縄は周辺の国と仲良く交流してきた歴史がある。これからも争いではなく近隣諸国との交流で発展していくべきだ」とそれぞれ訴えた。

 最後は全員で与那国青年会歌を歌い、「頑張ろう」を三唱した。

盗難に遭って防御策を考えるのは人の常。…

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 盗難に遭って防御策を考えるのは人の常。張り紙で警告したり、盗まれないよう柵を巡らすなどで対処しているのを見かける▼過日、畑のバナナ盗難に遭ったわが家でも残ったバナナをどう守るか対策を練った。収穫するにはまだ青すぎる。せめて、もうひと月程度は、そのままにしておきたい▼そこで実が見えないように側のバナナの葉をかき寄せ目隠しにした。おかげで通りの人目を避けることができた。ところが皮肉にも通り越しにバナナを観測していたわが家側からも完全に見えなくなってしまった▼これまでは、畑へ回らなくても実が手に取るように見えていたのが、見えなくなったので、ひょっとして、すでに無くなっているのではないかと心配になり気苦労が増えてしまった。毎朝畑に通い、葉をめくり確かめてホッとする日の連続。見えないということがこうも人心を不安にすることがよく分かった▼東北の原発事故以来、国民は見えない放射能に脅かされている。与那国では、見えない敵(仮想国はあるらしい)に備えてレーダー基地を置き自衛隊を常駐させるという。そのレーダーの見えない電磁波が住民に健康被害を与えるかもしれないともいう▼見えない不安は人心を疲弊させ活力をそぐ。一日も早く住民の見えない不安が取り除かれますように。(仲間清隆)

乳幼児連れは移動が大変

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 ▽…石垣島新春花火大会は本夜祭の21日、八島ふ頭用地で行われ、会場は市民や観光客でごった返した。飲食ブースは通路が狭く、身動きがとれないほど混雑した。アジアの雑踏という演出はできたが、乳幼児連れの客は移動するのが大変だった。もう少し余裕がほしいところ。次回に生かしたい。

 ▽…八重山高校や八重山農林高校の生徒らも研究結果を発表した東海大学海洋学部の第3回タウンミーティングin石垣島。赤土流出防止に向けてグリーンベルトと畑の団粒化促進を合わせた八重農環境工学部の取り組みには来場者も感心した様子で「各地域や学校にも広めていってほしい」との要望も。

 ▽…春の蘭展がメイクマン石垣店で始まった。主催者によると、交配の仕方で咲く花の色が変わるため、掛け合わせる母株を選ぶ楽しさもあるとか。ただ、うまくいかないことが多い上、大きくなるまで10年くらいかかるといい、「わが子を育てる気持ち」と宮良祐次さん。根気のいる作業だが、花が咲いた時の達成感も大きそう。興味のある人は足を運んでみては。

15㍍級のクジラに遭遇 川平湾

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海面に飛び出し大きくジャンプするクジラ=21日午後、川平湾(徳光弘行さん撮影)

 川平湾で21日午前10時45分ごろ、ザトウクジラの親子とみられる2頭のクジラが回遊、19日から観光で訪れた徳光弘行さん(30)と宮澤由佳里さん(31)が沖釣りの最中に遭遇し、海面に大きく飛び出しす姿を船上から写真に収めた。高さ10㍍以上の潮吹きから約15分後、2頭は4、5回、ジャンプを繰り返したという。

 クジラを生で見るのは初めてという徳光さんは、約100㍍の間近で見て「迫力十分!。15㍍の船体と同様かそれ以上の大きさに見えた。大小のクジラが交互にジャンプを繰り返し、親が子どもに飛び方を教えている感じだった」と興奮を抑えきれない様子。宮澤さんも「釣りはダメだったが、とても満足。いい旅の思い出になった」と喜んだ。

 二人が乗った「第6海人丸」の磯田博船長は「年に4、5回クジラを見ることはあるが、潮吹きやジャンプに遭うのは珍しい」と驚いていた。

 クジラは、冬場に出産や子育てのため暖かい沖縄海域に回遊して来るといわれ、石垣島近海では昨年2月中旬に、大崎海域でザトウクジラがダイバーらに目撃されている。


華麗な光と音のショーに大歓声

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新春の夜空を1500発の花火と青いレーザーが彩る。会場からは「芸術的」とため息がもれた=21日夜、八島埠頭用地

 日本最南端石垣島新春花火大会(石垣市主催)は21日夜、八島埠頭用地で行われ、1500発の花火とレーザー、音楽が織りなす夜空のショーに大歓声が上がった。

 この日も午後5時から開場。大勢の市民や観光客らでにぎわい、飲食ブースは身動きがとれないほどの来場者であふれた。

 ステージは大浜青年会、玉盛邦則with塚本年功、リカトゥモールが盛り上げた。

 フィナーレの打ち上げ花火は約20分間。レーザーや音楽を使った初めてのショーが夜空を彩り、来場者は石垣島まつりの3倍規模の花火に大喜びだった。

 観光で初めて石垣島を訪れたという橋本裕樹さん(41)=福岡=、山元ゆきさん(21)=大阪=は「最高。すごい。またやってもらいたい」と興奮気味。山元さんは「花火とレーザー、音楽が合わせたショーは芸術的だった。ディズニーランドにいるようだった」と絶賛した。

石垣牛皮グローブ完成

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石垣牛の皮を使ったグローブをPRする石垣皮革組合の石垣憲良筆頭理事(右)ら=20日午後、市役所庁議室

 石垣牛の皮を使った野球グローブの完成報告会が20日午後、石垣市役所庁議室であり、石垣皮革組合の石垣憲良筆頭理事らが特産品化にむけ、同グローブの出来栄えを中山義隆市長に報告した。

 同グローブは同組合が提供した石垣牛の皮を使い、野球用品メーカーのハタケヤマ(大阪市、畠山桂久代表)が製作。今回は投手用、内野手用、外野手用、捕手用、一塁手用の5種類をお披露目した。石垣理事は「皮の確保をどうしていくかが課題だが、石垣島産の牛の皮をブランドとして商品化し、発信できればと考えている」と述べ、畠山代表も「和牛の皮グローブはあるが、石垣牛の名前で石垣島をPRしていきたい」と意気込みを語った。

 中山市長は「石垣島産和牛の副産物として、和牛の皮がなんらかの商品として石垣島ブランドの特産品になることを期待している」と述べた。

 同組合では今後、皮の流通ルートの確立や石垣牛の商標関連について関係機関と調整を進めていく考え。

環境教育で成果発表

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赤土流出防止に向けた研究成果を発表する八重農環境工学部の生徒ら=21日午後、ホテルグランビュー石垣島

 「環境教育でつなぐ八重山の未来」をテーマにした東海大学海洋学部の「第3回タウンミーティングin石垣島」が21日午後、ホテルグランビュー石垣島で開かれ、同大関係者らが基調講演する中、八重山高校物理部と八重山農林高校環境工学部の生徒らが環境保全についてそれぞれの取り組みを発表した。

 同大海洋学部が石垣島で展開している研究教育プロジェクトの一環として開かれたもので、大学や研究機関、地域が連携して教育活動のあり方について共に考えるのが目的。

 タウンミーティングでは同大副学長の川上哲太朗氏、同大准教授の石川智士氏らが基調講演をした後、八重高と八重農の生徒らが取り組み状況を発表した。

 このうち、八重農環境工学部の與那城礼、知花萌花、宮城はづきさん(2年)らはイネ科の多年草、ベチバーを使ったグリーンベルトや竹炭を畑にまいて団粒化し、雨水の地下浸透を促すことで、ほ場からの赤土流出を食い止める研究成果を発表。

 会場からは「素晴らしい取り組みだ。地域や学校でも紹介してほしい」と要望があり、與那城さんは「いろんな場所で積極的に広めていきたい」と話した。

 続いて、大学や研究機関と地域との連携に関するグループディスカッションがあり、石垣島に「どんな資源があるのか」「どんな利用ができるのか」「どんな研究が必要なのか」をテーマに意見を交換した。

「勝って決着をつけよう」

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陸自基地の賛否を問う住民投票での勝利に向け頑張ろうを三唱する基地建設推進派の住民ら=21日夜、崎原商店の倉庫

 【与那国】22日投開票の与那国島への「自衛隊基地建設」の民意を問う住民投票に向け、自衛隊に賛成する会(金城信浩会長)は21日夜、祖納にある崎原商店の倉庫で打ち上げ式を行い、自衛隊基地建設推進に気勢を上げた。金城会長は「自衛隊が入ってくることで、与那国町の予算も増える。われわれが絶対に勝つ。自信を持って投票してほしい。(陸自基地建設をめぐる)争いに決着をつけよう」と、賛成への投票を呼びかけた。

 会場には、同会のメンバーをはじめ、基地建設に賛成する多くの町民が詰めかけた。

 主催者代表あいさつで金城会長は「これまで選挙のたびに自衛隊に賛成・反対でもめてきたが、この住民投票で最後の決着になる」と述べ、賛成に○を書き、争いに終止符を打つよう訴えた。

 外間守吉町長は「自衛隊が入ることでわが町はだんだん潤ってきている。町内の3集落には各20世帯の自衛隊員が住むことも計画されている。町民の生活レベルを上げていくためにもインフラ整備を進め、安心して暮らせる町づくりをしていきたい」と自衛隊配備のメリットを強調した。

 島尻あい子参院議員と糸数健一町議会議長、大宜見浩利副議長もあいさつ。島尻参院議員は「東日本大震災やさまざまな災害派遣などで自衛隊は地域住民のために頑張ってくれた。私たちを守ってくれる自衛隊に偏見や誤解を持たないでほしい」と自衛隊への理解を求めた。

 糸数議長は「沿岸監視部隊は実力部隊ではない。戦争をするための自衛隊ではない。安心してほしい」、大宜見副議長は「皆さんの力を借りなければ、住民投票を勝ち抜くことはできない。協力をお願いしたい」と訴えた。

逆転劇につながる一球一打

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 ▽…石垣市ゲートボール選手権大会で2連覇を果たした新栄群星。主将の砂川晃さんは「一球一球が大切」と力説。ゲートボールは一打で形勢が逆転し、大逆転劇につながることも度々とか。砂川さんによると、今回の新栄群星は逆転の連続だったという。今大会を通してあらためて一打の大切さを痛感、「だからこそ面白い」と満面に笑み。

 ▽…もうすぐ1年生園児と父母の集いでは、宮良小学校の浅井美枝教諭とともに、同校1年の宇野渓誠君、慶田花悠矢君、本原怜君、狩俣姫愛羅さん、宮良綺心さん、本原菜優さんの6人がプールや虫捕り、運動会の様子を絵で紹介しながら「学校は楽しいよ」と呼びかけた。先輩の堂々とした姿に園児らもくぎ付けで、4月が待ちきれない様子。

 ▽…昨日の晴天から一転し、午前中は小雨に見舞われて客足の鈍かった第23回黒島牛まつり。観客は昨年の4000人から2500人に減少したが、「朝の雨でもこんなに来てくれるのか」と喜ぶ人もいた。また、会場は女性用トイレを設置するなど毎年改善しているが、「男性用のトイレ(大)がなくて大変」との声も?

八重山の自然が育んだハーブや薬草の魅力を…

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 八重山の自然が育んだハーブや薬草の魅力を紹介しようと「命草(ぬちぐさ)」をテーマにしたハーブフェスタ・ウィークが過日開かれ、ハーブの良さを再認識し堪能した人も多いと思う▼市内のハーブ関係者が連携した初の取り組みでハーブ製品の販売や施術体験、料理、講演会と多彩な企画で新たな発見や可能性が広がったのではないだろうか▼家の裏庭や原っぱなど、とても身近にありすぎて取り立てて注目してこなかった独特の薬草やハーブ類。ピパーチなどよく使うもの以外は名称や活用法も知らないものも多く「こんなに幅広いとは!見直す機会になった。足元にある大切な恵みだね」という声も▼健康志向から全国にはハーブをまちづくりの一つにしている自治体も多いようだ。石垣島は温暖な気候から年中ハーブが栽培でき、南国の強い日差しの中で育つ植物は本土とは違う風味や味わいがあるらしく、県外の愛好家から人気を集めているという▼今回の取り組みが一過性のイベントとして終わることなく、継続して良さを伝え地元産業、振興につながる活動に発展してほしいし、それには行政のバックアップや地域ぐるみの連携が必要だろう▼石垣島で生まれた「命草」が広がって健康長寿の島、観光の島にもう一つ「ハーブの島」が加わればうれしい。(辻本順子)

華麗な演奏・演技で魅了 虹色コンサート盛況

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会場を魅了した虹色コンサート。フィナーレではOB、OGも参加して華やかな演奏・演技を繰り広げた=21日夜、市民会館大ホール

 平真小学校マーチングバンドレインボー(前津海乃部長、部員18人)の一年の活動を締めくくる「虹色コンサート」(同実行委員会主催)が21日夜、石垣市民会館大ホールで開かれ、息の合った演奏・演技に会場から惜しみない拍手が送られた。

 コンサートは2部構成で行われ、華やかな「カラーガード・ショー」でオープニング。OB、OGを交えての合同演奏の「アフリカンシンフォニー」や2、4年生による合唱などが次々と繰り広げられた。

 第2部では「ブラス・ショー」「パーカッション・ショー」、昨年の県大会の思い出をつづったスライドショーほか、八重山高校カラーガード部が友情出演し、コンサートを盛り上げた。

 前津部長(5年)は、「6年生不在の中、とても不安でしたが、これまでの練習の成果が出せ、楽しく演奏できた」と話した。

 フィナーレではOBやOGも加わり、SEKAI NO OWARIの「RPG」を演奏。会場をレインボーカラーに染めた。


300パックを無料配布 八重山かまぼこの日

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「八重山かまぼこの日」にちなんで行われた無料配布に詰めかけた市民ら=22日午前、JAファーマーズマーケット「ゆらてぃく市場」(金城かまぼこ店提供)

 「八重山かまぼこの日」の22日午前、金城かまぼこ店、かみやーき小かまぼこ店、マーミヤかまぼこの3社はJAファーマーズマーケットゆらてぃく市場でたらし揚げ300パックを買い物客や観光客に無料配布し、PRした。

 金城かまぼこ店の金城球二代表によると、今年はかまぼこが誕生してから900年の節目の年となっており、全国的にもさまざまなイベントが行われているという。この日は午前10時の配布開始前から大勢の人が長蛇の列をつくり、300パックが30分でなくなった。

 金城代表は「日ごろの感謝の気持ちを込め、毎年行っている。おいしさを再認識していただき、贈り物などにも活用してもらえたらと思う」と話した。

 「八重山かまぼこの日」は2008年2月22日に「八重山かまぼこ」が地域団体商標登録されたのを記念して09年に制定された。

熟練のノドを披露 教師と師範15人が独唱会

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教師と師範15人が熟練の歌声を会場に響かせた八重山古典音楽協会の第4回独唱会=22日午後、市民会館中ホール

 八重山古典音楽協会(岡山稔会長)主催の第4回独唱会が22日午後、石垣市民会館中ホールで開かれ、教師と師範15人が熟練の歌声を会場に響かせた。

 同協会は大濱用能流、安室流協和会、安室流保存会の3流派で構成。会員らから師範クラスの歌を聴きたいという声が以前からあり、独唱会を開くことになった。

 曲目は「古見ぬ浦節」「赤またー節」「とぅがにすーざー節」など20曲で、会場を訪れた大勢の市民が静まった雰囲気の中、歌に聴き入った。

 同協会の新盛勝一幹事長は「先生方の歌を聴ける機会はなかなかない。3年に1度でも開催していけたらと思う」と話した。

入学前の心得学ぶ もうすぐ1年生の集い

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くにぶん木の会のメンバーと一緒に元気いっぱい「ドキドキドン!1年生」を踊る参加者たち=22日午後、市民会館大ホール

 今年4月から小学校に入学する子どもたちと父母を対象にした第31回もうすぐ1年生園児と父母の集い(八重山毎日新聞社主催)が22日午後、石垣市民会館大ホールで開かれ、郡内の幼稚園や保育園に通う園児と保護者らが参加した。集いでは入学前講話や大道芸人によるマジックショー、豪華賞品が当たるお楽しみ抽選会などがあり、参加者は4月から始まる新生活に胸を膨らませた。

 本社の黒島安隆社長が「元気よくあいさつし、交通マナーを守ることを心がけてください」とあいさつ。

 宮良小学校の浅井美枝教諭は入学前の心得として園児たちに▽返事をする▽あいさつをする▽友達と仲良くする|など五つの約束をし、保護者には「健康な体づくりや自分のことは自分でできるようにすることが大事。入学前に身に付けてほしい」と呼びかけた。同校1年生6人も参加し、学校生活の楽しさを絵で伝えた。

 八重山地区防犯協会女性部は「いかのおすし」を紹介。園児2人が舞台に上がり、不審者への対応を実践した。

 第2部では、石垣市歯と口の健康プロジェクトチームが寸劇で歯みがきや歯科検診の大切さを伝えたほか、パフォーマー「にんにん」がバルーンアートショーを披露し、大勢の園児が舞台前に詰めかけた。くにぶん木の会のメンバーと一緒に子どもたちが「ドキドキドン!1年生」を大合唱する場面もあり、会場が一体となって盛り上がった。

 最後の抽選会で学習机が当たった産賀麻亜紗さん(5)は「名前が呼ばれた瞬間ドキドキした。国語の勉強を頑張りたい」と大喜び。自転車が当たった前津光(あかり)さん(6)は「給食やプールが楽しみ。自転車に乗ってみたい」と目を輝かせた。

新造貨物船「陽光丸」が入港 与那国

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那覇—与那国の貨物輸送コスト低減などが期待されている新造貨物船「陽光丸」=20日午前、久部良漁港

 【与那国】2013年11月に与那国島北側で座礁した崎原海運㈲(宮城哲榮代表取締役)の「協栄丸」(総㌧数299㌧)に変わる新造貨物船「陽光丸」(同499㌧)が20日午前、久部良港に入港した。同船は、協栄丸の約2.7倍の積載能力があり、那覇—与那国の貨物輸送コスト低減と町内の生活物資価格の安定化が期待されている。当面の間は試運転で、週1回の就航となる。

 これまで一括して那覇—石垣—与那国までの貨物を輸送してきた協栄丸の座礁後は、フェリー与那国が石垣—与那国、別の船会社が那覇—石垣を担当してきた。

 そのため、石垣では荷物の積み替え費用が発生。これにより与那国への輸送費、生活物資類の仕入れ価格も上昇していた。

 町民負担が発生しないよう町は予算を計上し、昨年1月から新貨物船の就航が予定されていた同11月まで輸送費を補助。しかし、就航遅れで11月以降は町民の自己負担となっていた。

 新貨物船の就航に同社与那国取次所の崎原孫吉さんは「やっと就航することができた」と喜び、外間守吉町長も「町民の負担が軽減されることをうれしく思う。新たな貨物船が島の活性化につながることを期待したい」と述べた。

 町内の商店で働く女性は「昨年は消費税が8%に上がったばかりで、さらに値上げするのは難しかった。運賃が下がるのは助かる」と話した。

 陽光丸は、協栄丸より多くのコンテナを積載することができ、より大型の貨物も積むことができる。

 与那国島北側の六畳ビーチ沖合約50㍍で座礁していた協栄丸は離礁が困難となり、その場で解体された。

牛まつりに2500人 牛との綱引きに沸く 黒島

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牛との綱引きなど多彩なイベントが繰り広げられた黒島牛まつり=22日午後、黒島多目的広場

 【黒島】「小さな島から見いだす大きな可能性」をテーマにした第23回黒島牛まつり(同実行委員会主催)が22日、黒島多目的広場で開かれた。午前中はあいにくの小雨で客足は鈍かったものの、午後から好天に恵まれ、島内外から訪れた約2500人(主催者発表)が牛との綱引きや牛が当たる抽選会など牛づくしのイベントを満喫した。

 舞台は保育園児のかわいらしい「ヤーヤー棒」で幕開け。八重山高校郷土芸能部の舞踊や黒島出身の島仲久ライブなどが次々に繰り広げられた。

 体験イベントの「牛との綱引き」では4チームが体重約800㌔の闘牛「ミルク」に挑戦したが、圧倒的な力の差で完敗。2人一組で約10㌔の牧草の束を制限時間内に積み上げる初の企画「牧草タワー」には飛び入りを含む9組が出場し、会場を盛り上げた。

 グルメコーナーでは定番の牛汁やステーキをはじめ、今回は牛もも肉のくし焼きや肉巻きおにぎりも登場。肉みそそばや黒島産のアーサ汁なども販売され、観客が島の味に舌鼓を打った。

 牛1頭が当たる抽選会では石川県から西表島への旅行中、初めて黒島を訪れた中屋明さん(71)が夢の牛1頭を射止め、「どうしたらいいのでしょうか」と困惑しつつも「来年もまた来たい」と喜んだ。

 竹富町内の小学生を対象にした牛まつり図画コンクールの表彰式もあり、低学年は上原秋花さん(古見小1年)、中学年は玉代勢元人君(黒島小4年)、高学年は玉代勢元稀君(黒島小6年)がそれぞれ最優秀賞に輝いた。

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