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アーチェリーで初の県代表 

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本年度の第32回九州高校アーチェリー新人大会に初出場する八重山商工高校の川原壯太=17日午後、南ぬ島石垣空港

 18、19の両日、佐賀市内で開催される本年度の第32回九州高校アーチェリー新人大会(主催・九州アーチェリー連盟、九州高体連)に、八重山商工高校の川原壯太(2年)が県代表として出場する。八重山の高校生がアーチェリーで九州大会に出場するのは初めて。

 アーチェリーを始めて約7カ月の川原は、9月20、21の両日開催された県高校新人体育大会に初出場。30㍍離れた標的に72射する30㍍ダブル(合計720点)で548点を上げ、2位に輝いた。

 初めての公式戦で九州大会まで勝ち進んだ川原。山田陽介コーチからは「毎日、教えられたことをやればいい」と激励を受けたという。

 「県大会は自己ベストも出せて、九州出場も獲得できびっくりした。今はプレッシャーは感じていない。九州大会の雰囲気も分からないが、自己新を出せるように集中していきたい」と意気込みを語った。

 川原は17日午後、空路、佐賀へ出発した。


八重山の星空を紹介 移動プラネタリウム

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八重山の美しい星空がスクリーンに映し出されているプラネタリウム=17日午前、離島ターミナル

 石垣島の観光資源の一つである星空の魅力を楽しむプラネタリウム「星の島に、願いをこめて」(市主催、国立天文台石垣島天文台共催)の上映が17日から石垣港離島ターミナル内で始まった。石垣市星空資源広報事業の一環。

 プラネタリウムは今年春、東京のサンシャインシティ「満天」と東京スカイツリータウン「天空」で、3カ月にわたって上映され、好評となった「星の島で恋をする」をリニューアルしたもの。東京以外での上映は初めて。

 映像制作に携わったコニカミノルタプラネタリウムと日本トランスオーシャン航空(JTA)の協力を得て、19日に市民会館大ホールで開催される「日本三選星名所・星空サミット」に併せて上映することになった。

 プラネタリウムでは、直径6㍍の大型ドームスクリーンに八重山の星空をはじめ、美しいサンゴ礁の海や自然風景などの映像が映し出される。音楽は世界で活躍する沖縄の音楽集団HY(エイチワイ)が提供した。

 家族4人で観光に訪れた柳田真樹子さん(39)=川崎市=は「川崎ではほとんど星を見ることができないので、たくさんの星が見られて感動した」と話した。

 同上映は23日まで。入場無料。申し込みは会場で整理券を配布。午前10時20分から1日10回上映、1回の上映時間は25分で定員は25人。

 問い合わせは石垣島天文台(88—0013)。

「この先、海です」 川平小児童らが啓発活動

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側溝のふたに「この先海です。ごみを捨てないで」とペイントする川平小児童ら=17日午前、石垣市川平

 川平小中学校(石垣幸子校長)の児童生徒57人が17日、川平地区の側溝や雨水溝からのごみが海へ流れ出るのを防ごうと側溝のふたに「この先海です。ごみを捨てないで」とペイントして啓発を図った。この後、地域住民に同じメッセージが入ったステッカーを配り、協力を呼びかけた。これはNPO法人海の自然史研究所(藤田喜久代表理事)が考案した「この先、海ですプロジェクト」の一環。

 藤田代表理事(琉球大学教育センター非常勤講師)は「川平湾は県内でも珍しい閉ざされた特殊な湾。珍しい生物も生息している。生活の中からきれいな海にごみが流出するのを伝えたかった」と述べ、活動の継続を期待した。

 髙嶺心萌(ここも)さん(6年)は「雨水溝が海につながっていることを初めて知った。ごみで魚が死ぬことも分かったので、いい経験になった」。喜舎場兼士君(6年)は「地域の人たちに雨水溝のごみが海に流れていることを伝えられてよかった」と話した。住民の一人、宮里貞子さん(70)は「子どもたちが環境を意識することは大人にも影響を及ぼすので、いい活動だと思う。川平に長年住んでいるが、20、30年前とは海やサンゴの色が全然違う」と話した。

 この日の活動に先立ち、16日には座学があり、藤田代表理事が低学年児童に絵本の読み聞かせ、中学年以上には陸からの負荷が海に及び、サンゴが減ってきた現状などを話し、生活ごみの海への流出を防ぐことの大切さを教えた。

米ヒューストンへ派遣決まる 県内3人目

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市橋さんと預かり保育の子どもたち=17日午後、はてるま幼稚園中庭

 【波照間】はてるま幼稚園教諭の市橋香絵さん(36)が宇宙航空研究開発機構(JAXA)の第21回「宇宙を教育に利用するためのワークショップ」で来年2月、米国へ派遣されることが決まった。JAXAがこのほどホームページで発表した。八重山から初。沖縄から3人目の派遣となる。市橋さんは「連絡が来たときはうれしかった。一方で責任の重さも感じた。波照間島のことも正しく伝えてきたい」と抱負を述べた。

 同ワークショップは米国航空宇宙局(NASA)のスペースセンター・ヒューストンが主催する教育関係者向けのイベント。世界各国から600人以上が参加。170ほどのセッションに分かれて発表や情報交換が行われる。市橋さんは「手のひらに宇宙をつめこむ! 万華鏡づくり」をテーマに発表を行う。

 国内では幼稚園から高校の教師を対象に、現場で実践されている宇宙を題材とした指導方法・事例について募集。年に2~3人を派遣している。

 市橋さんは同幼稚園に赴任した2013年4月以降、同島の星空観測タワーでの七夕会や宇宙船打ち上げ映像の観賞会、保育教材「地球ゴマ」の導入などに加え、宇宙をイメージした万華鏡づくりを通して、宇宙船でも活用している鏡や光の反射など、身近な宇宙を園児たちに体験させている。

 市橋さんは群馬県出身。芝浦工業大学工学部卒。卒業後は宇宙通信株式会社に就職しエンジニアとして3年間勤務。小学6年生のとき、旧ソ連の宇宙船「ソユーズ」が宇宙に飛び立つテレビ中継を見て、宇宙飛行士に憧れたという。社会人時代は、満天の星を見に年に数回、波照間島に通ったという。

 比嘉達園長は「昨年は学校で水ロケットの実験があり、子どもたちの宇宙への関心も高くなった。今回の朗報で、さらに大きな夢を持つきっかけになればいい」と喜んだ。

27日に結論先送り 不発弾保管庫整備請願

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不発弾保管庫早期整備に関する請願について、27日まで継続審議することを決めた総務財政委員会の委員ら=17日午前、議員協議会室

 開会中の9月定例石垣市議会の総務財政委員会(平良秀之委員長、委員8人)は17日、八重山建設産業団体連合会(黒嶋克史会長)が提出した不発弾保管庫の早期整備を求める請願について審議した。崎枝公民館が26日に予定している臨時総会の結論を踏まえ、27日に採択の可否を判断することを申し合わせた。

 審議で当局側は、市が関わった同意取り付け作業について公民館側との行き違いや説明不足を認め、3日の説明会で住民に陳謝したと報告した。

 各委員は、不発弾保管庫の必要性について理解を示しつつ、「新火葬場の問題でも指摘したのに、また同じことをしている。住民は行政手法に不信感を募らせている」(宮良操氏)、「2月の公民館の質問状に対して5月に回答したのは、誠意があるとはいえない」(我喜屋隆次氏)などと批判した。

 当局側の説明の仕方について石垣亨氏が「言葉の不正確さが不信感を招いたのではないか。安全処理済みの不発弾の保管庫。見つかったままの不発弾を保管するというイメージがあったと思う」と指摘。

 公民館の臨時総会後の対応について宮良氏は「臨時総会で反対の結論が出た場合、別の候補地も選択肢として想定すべきだ」と迫った。

最近、頻繁に電話がかかってくる。…

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 最近、頻繁に電話がかかってくる。ほとんどがサービスを前提の物売り。家族はただより高い物はないとひたすら防戦し断りに努めている▼電話は丁重にこちらの都合を聞いてはくるが、ほとんどが自分たちの都合であることを忘れている。そこでできるだけ電話を取らないことに。ついでにベルの回数を数えてみた。7、8回鳴らして切る事例が多い。中に粘り強いのがいて、こちらが電話に出るまで鳴らし続けるのがいる▼そこで作戦を変え電話にはさっと出ることに。その代わり知らない声には無言対応。○○さん宅ですかと確認しているのが聞こえる。黙っていると反応がないのに諦めて切る▼通じると一方的にしゃべり続ける電話がある。そんな時は受話器をそっと置き、しゃべらせておく。電話料は向こう持ちなので構わない▼ところが今度は相手が気づき、すでに電話を切っているのに受話器が外れていると電話が不通になる。電話局からのブザーで通知されることになるが、通知ついでにこんな電話を撃退する方法はないか尋ねてみたら迷惑電話として登録し拒否する方法がある由。ただし有料。かけてくる電話を変えたら通じてしまうのが欠点▼それをまた登録すればいいと勧めるが、収入になる局はいいがこちらは踏んだり蹴ったりではないか。(仲間清隆)

絶妙にマッチ

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 ▽2004年の野底小創立50周年記念事業からスタートした野底つぃんだら祭りが11回目を迎え、地域住民や北西部の人々が訪れた。野底小児童による「合奏つぃんだら節」では地域を代表する山「野底マーペー」とのコラボが絶妙にマッチ。会場からは大きな拍手が送られた。過疎化が進む北西部では、地域活性化のイベントとして独自の祭りは根強い人気をみせている。

 

 ▽…多くの来場者でにぎわったゆらてぃく市場の「農涼菜」。エイサーのパフォーマンスや一般参加者によるカラオケのど自慢大会も好評。おにぎりの早食い、ビールの早飲みも盛り上がったが、国内外ではアルコールの一気飲みで死亡するケースも。おにぎり早食いには、のどを詰まらせるリスクがあることから「子どもの教育に悪いのではないか」との声もあった。

 

 ▽…石垣市民会館大ホールで18日、定期演奏会を行ったいしがき少年少女合唱団の団員は現在、幼稚園児から高校生まで18人。指導者の砂川富貴子さんによると、全国的にも全県的にも合唱団の団員は減少しているという。かつては多かったのに、カラオケの影響だろうか。砂川さんは演奏の合間に、合唱の魅力を伝えながら「団員が増えるよう皆さまもお声かけを」とPR。

屋比久君(大浜中3年)が歴史検定合格

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沖縄歴史検定などに合格した上勢頭芳徳さん(左)、屋比久大翔君=18日午後、ICTホール

 9月に行われた沖縄歴史検定(沖縄歴史研究会主催)と、奄美・琉球世界遺産検定(琉球弧世界遺産学会主催)で郡内から2人が合格した。沖縄歴史検定2級では上勢頭芳徳さん(70)=竹富町=、両検定3級には屋比久大翔君(14、大浜中3年)がそれぞれ合格した。

 屋比久君は「思っていた以上に難しかったが受かってよかった。歴史は解明されてない部分も多く面白い。次は1級に挑戦したい。将来は学芸員になりたい」と抱負。1級を目指していた上勢頭さんは「年号の問題でつまずいてしまった」と悔やんだ。

 認定証の授与式は18日午後、ICT文化ホールであった。


「つぃんだら節」に酔う

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第11回野底つぃんだら祭りで「合奏つぃんだら節」を披露した野底小学校の児童ら=18日夕、同校運動場

 第11回野底つぃんだら祭り(同実行委員会主催)が18日午後、野底小学校グラウンドで開かれ、大勢の人たちでにぎわった。野底地域の活性化と地域住民の交流を深めようと開かれたもので、一般の出場者や野底小学校の児童が「つぃんだら節」を披露した。

 同校運動場内の特設ステージでは午後4時から開会宣言が行われ、野底幼稚園の園児9人が「オジー自慢のオリオンビール」の曲に合わせて踊ったほか、野底小学校児童37人が「合奏つぃんだら節」、八重高と八重農の郷土芸能部が八重山舞踊をそれぞれ披露した。

 続いて行われた「つぃんだら節の宵」では、こどもから大人まで9人が出場。野底マーペーを見上げながらしっとりと歌い上げた。 リコフラサークルによるフラダンスや島唄しんかのライブも行われた。

 昼の部では、午後2時から学校敷地に隣接する西浜川でのカヌー体験やフリーマーケット、出店などがあり、訪れた人たちを楽しませた。

 野底小学校の春山一夫校長は「約10年前に始まった地域の祭りを大いに楽しんでほしい」と話し、松村雅克実行委員長は「祭りは10回を超え、今回が新たなスタート。地域の子どもたちを今後も温かい目で見守ってほしい」と呼びかけた。

12月に南ぬ島第9演奏会 石垣フィル管弦楽団

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12月13日に開催する「南ぬ島第9演奏会」に向けて結団式を行った石垣フィルハーモニー管弦楽団のメンバーら=18日午前、市民会館

 石垣フィルハーモニー管弦楽団(西倉佳代団長、団員23人)は18日午前、石垣市民会館ピロティで結団式を行い、12月13日に開催する「南ぬ島第9演奏会」への来場を呼び掛けた。合唱の参加者も募集しており、西倉団長は「島内外の参加者とともに、第9を楽しみ、平和を発信していきたい」とPRした。

 同楽団は、平和を象徴する音楽「第9」を石垣島から世界に届けようと、市内で活動している八重山ストリングスと石垣市民吹奏楽団のメンバーを中心に今年9月に発足した。 常任指揮者を務める沖縄県立芸術大学の庭野隆之教授は「石垣島でオーケストラを作り、演奏会を開けることをうれしく思う。これから10年、20年と続けていける演奏会にしたい」とあいさつした。

 結団式には石垣市企画部の嘉数博仁部長や市教育委員会いきいき学び課の丸山さい子課長も出席、激励した。

 演奏会は午後6時30分から市民会館大ホールで開かれる。

 合唱の参加は高校生以上の市民で、練習は、火曜、木曜、土曜の午後7時から石垣港湾ターミナル2階。

 詳細はホームページ(http://alnas.coolblog.jp/ishiphil/)、事務局の篠康宏さん(080-2556-0710)。

漂着ごみで意見交換 沖縄ー台湾

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県の沖縄・台湾漂着ごみ対策交流事業で意見交換する人たち=18日夕、大浜信泉記念館

 沖縄県と、台湾北西部に位置する新北市で海岸清掃をしている民間ボランティア団体や、ごみ処理を担当する行政機関の担当者ら50人余が18日、石垣市に集い、3日間の日程で海岸漂着ごみに関して意見交換を開始した。沖縄に最も近い外国と情報を共有しようと、県が漂着ごみ対策交流事業で招いたもので、参加者は両地域の海岸を調査し、今後の対策につなげていく考えだ。来年1月には沖縄側が新北市を訪れる。

 石垣市と新北市のほか本島、宮古、長崎からも訪れている。一行は19日、吉原ヒュッタ海岸で行われる第6回海・ラブフェスタin石垣島2014に参加。20日には市内ホテルで開かれるワークショップに出席する。

 初日は大浜信泉記念館でオリエンテーションがあり、県、石垣市、新北市の担当者が海岸ごみの現状、対策、課題を報告した。

 同市では民間団体と連携して管理制度を導入、海岸線122㌔のうち16・5㌔を管理している。同市は清掃経費を補助したり、清掃員を派遣したりして支援。清掃イベントも年2回実施、昨年は5000人弱の参加で海岸のごみ50㌧を集めたという。

 地元からは海ラブフェスタ実行委員会の総合プロデューサーの嘉数博仁さん、事務局の江尻栄子さんが報告、「新北市に負けないよう頑張りたい」などと話した。

 新北市政府環境保護局の丘明中氏は「地球にやさしくしないとわれわれは存在できない。地球の浄化に力を合わせよう」と呼びかけ、県環境部の當間秀史部長は「互いの情報を交換して今後の対策に生かしていきたい」とあいさつした。

石西礁湖〜サンゴ被度、回復傾向

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石西礁湖内調査地点(102地点)の平均サンゴ被度の変化

 石垣島と西表島の間に東西約30㌔、南北約20㌔に広がる国内最大のサンゴ礁海域「石西礁湖」は、102地点の平均サンゴ被度に回復傾向がみられることが、2013年度までの環境省の調査で分かった。礁湖内は、オニヒトデの発生や白化現象などにより、被害を受けては回復することを繰り返している。オニヒトデに加え白化による被害を受けた07年度以降、徐々に回復しているが、14年調査の結果(中間報告)では回復の度合いが悪い海域もあることから、調査を担っている研究機関の担当者は「もう少し解析しなければならない」と慎重な見方を示している。

 石西礁湖自然再生協議会学術調査ワーキンググループ(座長・照屋和久水産総合研究センター西海区水産研究所亜熱帯研究センター長)の2014年度第1回会議が17日夜、環境省国際サンゴ礁研究・モニタリングセンターで開かれ、環境省の各種事業が報告された。

 同省はモニタリング調査のほか、サンゴ修復(移植)事業なども行っており、05年度から13年度までに4039平方㍍でサンゴを移植した。採苗率も5・7%から30・1%に向上している。

 これについて会議に出席した研究者から「事業の目的はサンゴの再生。移植の面積はわずかで、回復が移植によるものかどうかは分からない。もっと有効な手はないか。総括して今後どうやっていくか考えなければならない」との指摘もあった。

 協議会の土屋誠会長(琉球大学理学部名誉教授)は「これまで多くの議論と活動が行われ、膨大な量の報告書が存在する。これによって明らかになったことは何か。サンゴ礁再生のために今後すべきことは何か。調査結果を総合的に考察し、再生事業に生かす必要がある」と強調した。

 八重山漁協の資源管理の取り組みを紹介した県漁協青壮年部連絡協議会長の與儀正さんは「私たちの取り組みだけでは沿岸魚の資源は回復しない。健全なサンゴ礁がなければ、資源は回復しない」と訴えた。

「We Love It」

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 ▽…世界的に有名なシェフのレネ・レゼビさんらが石垣島のハーブを視察した。全国各地を回り、たくさんの食材を見てきたようだが、独特な香りや風味を持つピパーチを相当気に入った様子で「We Love It」と太鼓判を押した。東京都内の有名ホテルで開催されるイベントだけに石垣島のハーブに注目が集まることに期待。

 ▽…石垣市で19日、初めて開催された第2回星空サミットでは講演やパネル討論が行われ、共同宣言の発表もあったが、もう少し具体性がほしかった。サミットを、1年間に3地域が連携して取り組むことを確認する場とし、実行につなげてみてはどうだろうか。より実りあるサミットになると思うのだが。

 ▽…市長杯ゴルフ大会の表彰式が同日夜に開かれたが、男子優勝者が欠席するハプニングがあった。同大会ではハンディキャップ規定があり、打数だけでは順位は分からない。今大会ではベストグロスでも61位という結果になっている。代理で優勝カップを受け取った優勝者の兄は恥ずかしそうに壇上に上がり、「本人も優勝するとは思っていなかったのかも」。

航空運賃が安くなったおかげで気軽に本島に…

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 航空運賃が安くなったおかげで気軽に本島に出かける友人が増え、1泊2日や日帰りでコンサートやショッピング、病院の受診に行ってきたという話題も▼ネットの普及などで島の生活も便利になり、以前に比べ本島との情報格差もあまり感じなくなった。しかし文化面ではまだ物足りなさを感じる▼那覇に行くと石垣にない映画館と美術館に出かけるのが楽しみだ。レンタルビデオも新しい作品がすぐに見られるようにはなったが、やはり映画館の大画面と迫力ある音響で見るとではぜんぜん違う▼この間初めて見た3Dの迫力ある臨場感あふれる映像は感動もので、島にも常設の映画館があったらと思った。市内に3件も映画館があった時代がなつかしく思い出された▼お隣の宮古では、唯一の映画館「シネマパニック宮古島」がデジタル対応の機材導入の資金難で、存続が危ぶまれていたのを市民らが寄付を募り、よしもとクリエイティブ・エージェンシーの協賛を併せ機材を導入。今年8月「よしもと南の島パニパニシネマ」としてリニューアルオープンした▼県外には市や町が運営する映画館もあるという。現在、八重山博物館の建て替えに向け建設基本構想検討委が設置されているが、その構想に美術館と映画館を加えることができないものかと一人妄想にふけった。(辻本順子)

650人がビーチクリーン

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650人がビーチクリーンを行った「第6回海・LoveLoveフェスタin石垣島2014」=19日午前、吉原ヒュッタ海岸

 「ごみは捨てるものではなく拾うものだよ!」をテーマにした第6回海・LoveLoveフェスタin石垣島2014(同実行委員会主催)が19日、吉原ヒュッタ海岸で行われ、650人(主催者発表)がビーチクリーンを行った。同フェスタは漂着ごみの清掃を通して、不法投棄やポイ捨て防止を普及・啓発する目的。

 ビーチクリーンには子どもから大人まで、多くの市民が参加。ペットボトルや空き缶、空きビン、電球、漁具などごみ355袋分を回収したほか、ブイ230個、発泡スチロール35個、ごみ袋に入らない大きなごみ36個を集めた。

 回収後には集めたごみを使ってウミガメのアートを描き、全員で記念撮影した。

 八重山農林高校グリーンライフ科の白保翔太君(2年)は「日本からのごみも海外に漂着していることに驚いた。自分たちの地域だけでなく、海外にも迷惑をかけないよう、ポイ捨てなどをしないでほしい」と感想。

 平真小学校の伊波琴音さん(4年)は「せっかくきれいにした海岸を汚してほしくない」と話していた。 

 牛そばのふるまいやミニライブもあった。


島袋(大浜3年)が男子1500で3連覇 県中学校陸上競技

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第56回県中学陸上競技大会共通男子1500㍍を八重山新記録で優勝し、3連覇を達成した大浜中の島袋太佑=18日、浦添市陸上競技場(母、実奈さん提供)

 第55回県中学校陸上競技大会(県中体連など主催)が17、18の両日、浦添市陸上競技場で開催され、八重山代表の島袋太佑(大浜3年)が男子共通1500㍍で3年連続優勝を成し遂げた。島袋は同3000㍍でも優勝し、2種目を制覇した。女子2年4×100㍍リレー予選は八重山A(島尻紗和、加屋本梨世、西盛絵菜、仲嵩夏萌)が大会新となる51秒73を記録。決勝でも1位になった。学校対抗は石垣第二が男子1位、女子4位で総合1位に輝き、3連覇を達成した。

 また、男子2年4×100㍍リレーで八重山A(西表大夢、大城智弘、上原優、福地貴斗)、男子共通走り幅跳びで阿利喜多留(石垣第二3年)、女子1年100㍍で玉城茉歩(石垣第二)、同走り幅跳びで下地美桜(同)、4×100㍍リレーで(新城珠里、金城あいら、仲地由熙、玉城茉歩)が優勝した。

 男子1年1500㍍の豊川想大(石垣第二)、男子2年4×100㍍リレーの八重山A、男子共通1500㍍の島袋、女子1年と2年の100㍍リレー八重山Aがそれぞれ八重山新記録を樹立した。

 結果は次の通り。

 ◆男子・1年

 【100㍍】

 ▽⑥石田うみ(船浦)12秒70

 【1500㍍】

 ▽④豊川想大(石垣第二)4分32秒12※八重山新

 【4×100㍍リレー】

 ▽⑦八重山A(下地駿麻、親川友希、石垣大陽、石田うみ)53秒34

 【走り幅跳び】

 ▽②平良一洋(石垣)5㍍50⑥宇根底盛智廊(大浜)5㍍19

 ◆男子・2年

 【100㍍】

 ▽⑤大城智弘(石垣)12秒20

 【1500㍍】

 ▽⑧井戸天馬(大浜)4分31秒64

 【4×100㍍リレー】

 ▽①八重山A(西表大夢、大城智弘、上原優、福地貴斗)45秒97※八重山新

 【走り高跳び】

 ▽⑦砂川凌太郎(石垣第二)1㍍65

 ◆男子・共通

 【100㍍】

 ▽⑤伊志嶺瑠希(石垣3年)11秒82

 【200㍍】

 ▽④伊志嶺瑠希(石垣3年)24秒21⑤新城海輝(同)24秒24

 【800㍍】

 ▽③三ツ岩森之(与那国3年)2分06秒52

 【1500㍍】

 ▽①島袋太佑(大浜3年)4分14秒12※大会新※八重山新

 【3000㍍】

 ▽①島袋太佑(大浜3年)9分20秒23③三ツ岩森之(与那国3年)9分26秒02

 【110㍍ハードル】

 ▽②石垣諒太(石垣第二3年)15秒88⑥喜屋武真勇(同)16秒29

 【4×100㍍リレー】

 ▽③八重山A(川満拓也、根原良輔、新城海輝、伊志嶺瑠希)45秒19

 【走り高跳び】

 ▽②大盛太介(大浜3年)1㍍80④親川英和(石垣第二3年)1㍍75

 【棒高跳び】

 ▽⑧岩野綾介(大浜3年)2㍍90

 【走り幅跳び】

 ▽①阿利喜多留(石垣第二3年)6㍍47②福地貴斗(同2年)6㍍26

 【ジャベリックスロー】

 ▽⑧東盛隼己(大浜3年)55㍍10

 ◆女子・1年

 【100㍍】

 ▽①玉城茉歩(石垣第二)13秒44②金城あいら(石垣)13秒93

 【800㍍】

 ▽⑧平田真由美(大浜)2分38秒99

 【4×100㍍リレー】

 ▽①八重山A(新城珠里、金城あいら、仲地由熙、玉城茉歩)52秒85※八重山新

 【走り幅跳び】

 ▽①下地美桜(石垣第二)4㍍67

 ◆女子・2年

 【100㍍】

 ▽②仲嵩夏萌(大浜)13秒38⑤加屋本梨世(石垣第二)13秒52

 【800㍍】

 ▽⑥甲斐文優女(船浦)2分30秒92

 【4×100㍍リレー】

 ▽①八重山A(島尻紗和、加屋本梨世、西盛絵菜、仲嵩夏萌)52秒12

 ▽予選2組=①八重山A(同)51秒73※大会新※八重山新

 【走り高跳び】

 ▽②赤嶺美矢(白保)1㍍45④志田穂花(伊原間)1㍍35

 ◆女子・共通

 【4×100㍍リレー】

 ▽⑦八重山A(大本愛架、下地和佳沙、新垣真由、山田理利子)54秒15

 【走り高跳び】

 ▽⑧宮田茉空(船浦2年)1㍍35

 【走り幅跳び】

 ▽⑦名城沙良(石垣第二3年)4㍍60⑧前底希光(仲井真)4㍍59

 【砲丸投げ】

 ▽⑥宮良あゆみ(川平3年)10㍍29

 ◆学校対抗

 【男子】

 ▽①石垣第二(37点)④大浜(29点)⑥石垣(24点)

 【女子】

 ▽④石垣第二(22点)

 【総合】

 ▽①石垣第二(59点)⑤大浜(37点)⑧石垣(31点)

 

女性だけで小型ポンプ操法制す

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石垣市と竹富町の消防団員が日ごろ鍛えた操法技術を競い合った第37回八重山地区消防操法大会=19日午後、市消防本部

 第37回八重山地区消防操法大会(県消防協会八重山地区支部主催)が19日午後、市消防本部で開かれ、石垣市や竹富町の消防団員らが日頃の訓練で鍛えた操法の正確さとスピードを競い合った結果、小型ポンプ操法の部では女性だけで組織された石垣市消防団第4分団Aチームが初優勝を飾った。2位の竹富町消防団西表分団にタイムで劣ったものの、大会規定で女性チームには10秒のハンディキャップがあるため0・5点の僅差で勝利した。

 また今大会には女性の同分団から、今回はじめて2チームが出場した。

 大会は3部門で競われ、約50㍍先にある火災現場を想定した的にホースを延ばして放水。防火水槽から小型ポンプを用いて放水する小型ポンプ操法の部に8チーム、後方の防火水槽からポンプ車で給水、2本のホースで放水するポンプ車操法の部に3チーム、ポンプ車に積んだ水で放水し、的に命中するまでの速さを競うポンプ車応用操法の部に6チームが挑んだ。

 女性だけでつくる石垣市消防団第4分団は小型ポンプ操法の部に2チームが出場した。

 大会運営委員長の大工嘉広市消防本部消防長が「わずかなミスが勝敗を分けた。レベルの高い大会だった」と講評した。

 結果は次の通り。

 【小型ポンプ操法】

 ▽①石垣市消防団第4分団A(浦崎尚子、三輪千夏、宜保真理子、若林敦子)②竹富町消防団西表分団(山下義雄、古見将志、飯田晋平、古見浩之)③石垣市消防団第8分団(辻輝明、又吉倫要、古屋敷真、金城秀樹)

 【ポンプ車操法】

 ▽①石垣市消防団第9分団(狩俣武市、野底昭男、大浜幸司、松山義範、仲本英臣)②石垣市消防団第7分団(當銘幸洋、狩俣武市、佐藤友基、平良敏治、照屋朝義)③石垣市消防団第5分団(何盛清介、大底晴夫、大浜善洋、前津勝弥、照屋朝義)

 【ポンプ車応用操法】

 ▽①石垣市消防団第5分団(照屋朝義、大底晴夫、何盛清介)②石垣市消防団混成チーム(照屋朝義、佐藤友基、王滝将章)③石垣市消防団第9分団Aチーム(仲本英臣、松山義範、大浜幸司)

「ピパーチはエキゾチック」

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明ピパーチについて嵩西洋子さん(左)から説明を受けるレネ・レゼビさん(右端)ら=19日午後、石垣島ハーブスクール

 英国のレストラン誌が選ぶ2014年度版「世界のベストレストラン」で4度目の1位に輝いたデンマーク・コペンハーゲンにある「NOMA(ノーマ)」のシェフ、レネ・レゼビさんら3人が19日午後、石垣市平得の石垣島ハーブスクール(嵩西洋子代表)を訪れ、島のハーブを視察した。ノーマは来年1月、都内ホテルで期間限定で営業することにしており、その食材を探しに来島。嵩西代表からピパーチや長命草、バラなどについて説明を受けた。

 レネさんはピパーチに着目し、嵩西代表に葉や実、調理方法などについて質問。ピパーチや発酵させた魚などを使った嵩西代表考案のソースも試飲し、「とてもおいしい」と語った。

 一行は23日に東京に戻り、料理を試作する計画。嵩西代表によると「ピパーチの葉を500枚、実を1000個ほど送ってもらえないか」という打診もあったという。

 レネさんは「ピパーチの実や葉、長命草に興味がある。ピパーチはとてもエキゾチックで変わった味。塩に漬けてスパイスとして使ってみたい」と意欲。石垣島については「小さな楽園という感じでとても素晴らしい島。パワーを感じる」と印象を話した。

 嵩西代表は「長命草の種など島で使われていない物に着目していた。今後は島内だけでなく世界にもハーブの魅力を発信していくことが大切。ハーブが主要作物として認められるよう活動を続けていきたい」と語った。

 

星名所、全国に発信 日本三選星空サミット

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 天文学者の選ぶ星空がきれいな場所ベスト3に入っている石垣市、岡山県井原市美星町、長野県南牧村の3地域が19日、石垣市民会館大ホールで第2回日本三選星名所・星空サミット(同実行委員会主催)を開いた。石垣市開催は初。会場には行政、観光協会、天文台の関係者らが集い、講演や意見交換を通して、星空を生かしたまちづくりの実践を確認。3地域の訪問者に特典を与えるスタンプラリー、高校生の研究体験交流、情報発信の拠点化などが具体的に挙がった。星空を貴重な財産として将来に引き継いでいくと誓う共同宣言も行った。

 星空サミットは、民放のテレビ番組で天文学者が3地域を日本三選星名所に選出したのを機に、3地域が星空を観光資源として観光誘致に取り組むことを目的に昨年から開催。第2回の開催地となった石垣市には瀧本豊文井原市長、菊池幸彦南牧村長ら40人余が訪れた。

 3観光協会の会長、3天文台の台長らが参加したパネルディスカッションでは「三つの地域を一緒に宣伝したい」「星に関するグッズなどは共同で開発できないか」「1カ所に行くと、残り2カ所にも行きたくなるようなスタンプラリー的なものはできる」「3地域の高校生が交流して研究体験ができないか」などの意見が挙がった。

 サミットの冒頭、実行委員長の高嶺良晴石垣市観光交流協会長、実行委員会会長の中山義隆市長があいさつしたほか、瀧本井原市長は「星を縁につながる3地域で経済、文化の交流ができればと思っている」、菊池南牧村長は「サミットを機会に交流を深めたい」と述べた。

 このほか、石垣市の星空観光の取り組みが紹介されたほか、ウイングキッズリーダーズによる「八重山叙情詩~星島の祭り~」の上演もあった。

 次期開催地の南牧村観光協会の新海文人会長に高嶺会長から星空サミット旗が託された。

 

よみがえる幻の旗頭

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 ▽…石垣字会の結願祭に向け宮良長吉さん(84)、長安さん(45)親子=石垣=が99年ぶりに復元した「みょうら旗頭」が20日午前、字会に引き渡され、宮鳥御嶽で祈願が行われた。同旗頭は1915年の大正天皇即位祝賀式典で披露されて以来、現存が確認されておらず、120年ぶりという節もある。いずれにしても26日の結願祭で1世紀前後ぶりに「幻の旗頭」が字民に披露されることに。

 ▽…石垣市所有の農地など公有財産の管理・運用に関する調査特別委員会は、20日の議会運営委員会で否決された。提案者の今村重治氏は与党の一人。野党のほか、議長を除く与党委員5人のうち3人からも理解が得られず、「もう一度、皆さんが分かりやすいように一般質問で取り上げる」と“捲土(けんど)重来”を期していた。

 ▽大手コンビニの石垣進出が波及したかのように次は大手家電量販店の出店が決定。場所はここ数年で発展が著しい真栄里地区で大型店舗と併設し、地元や外国人観光客の取り込みを図る考えも。大手コンビニ進出で市内の動線は変化し、今後はアクセス道路や旧空港跡地利用で街も変化。相次ぐ大手参入で市民の消費動向にも変化が起こりそう。

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