フライディングディスクをパスしてつなぎ得点を競うアルティメットの第5回全国ユースアルティメット選手権大会(日本フライングディスク協会主催)が9日、東京都の明治学院中学校などで開催され、小学生高学年の部に石垣島のチーム「石垣島アスリートカヤパニーシャ」が初出場する。
アルティメットはチーム対抗で試合を行い、ラグビーのように相手側の陣地までフライングディスクをパスでつなぐと得点になる。審判のいない自己審判制(セルフジャッジ)も大きな特徴。今後、オリンピック競技での採用も期待されている。
県内でも一般社会人や大学チームが活動中。石垣島アスリートクラブが2017年からトレーニングに取り入れ、県内初の小学生チームとして出場する今大会が競技初参戦となる。大会は1チーム5人制。現在4連覇中のGONA(東京)も出場する。
4日午後、市中央運動公園陸上競技場で壮行試合が行われ、保護者らも参加して、新感覚のニュースポーツを体験した。
新谷敦史監督は「まだ映像でしかちゃんとした試合を見たことがなく、まったく未知のチャレンジ。思いっ切り戦ってきたい」と意欲。
主将の砂川豪(6年)は「プレー中は声をかけてみんなをゴール(エンドゾーン)まで引っ張りたい。4連覇中のGONAには絶対に勝ちたい」と初挑戦に意気込みを語った。