海Loveネットワーク主催のビーチクリーンが5日午前、吉原のヒュッタ浜で開かれ、市民約50人が約100袋分のごみを収集した。
同ネットワークの中川久美子事務局長によると、同浜を本格的に清掃するのは6年ぶり。中国や韓国、台湾からの漂着ごみが多く、特にペットボトルや発泡スチロール、ブイロープなどの漁具が多いという。
海底に沈んでしまったり、海中を漂っているごみもあり、中川事務局長は「カメなど海の生き物がレジ袋をクラゲと間違えて食べて餓死したりしている。しっかり考えていかないといけない問題だ」と危惧。また、「ごみが流れ着かないような政策を取ってもらうのは私たちのレベルではできず、拾い続けるしかない。ごみが手元や足元から海までやってくることを一人一人が意識し、行動すれば海はきれいになる」とも強調した。
ビーチクリーンは6日も午前10時30分から、同浜で行われる。同ネットワークはボランティアの参加を呼びかけている。問い合わせは中川事務局長(080−6495−2009)。