9月29日から福井県で開催される第73回国民体育大会アーチェリー競技の県選抜選手を決める選考会(沖縄県アーチェリー協会主催)がこのほど、宜野湾高校グラウンドで行われ、八重山から成年男子の部に川原輝久(54)、壯太(20)=日体大3年=親子が2年連続で県代表に選ばれた。
2人は8月19日に鹿児島県で開かれる九州ブロック大会に出場し、福井国体出場枠を目指す。
予選会は6月の毎週日曜日に全4回行われ、70㍍ラウンド36射を2ラウンド行った合計点で上位3人が代表に選ばれた。
3日に参加した2人は、激しい雨風で厳しいコンディションの中、壯太さんが624点で1位、輝久さんが552点で3位に入った。
国体県代表は今回で4度目の壯太さんは、オリンピック出場を目指しており、ことしに入ってから点数が伸びている、という。
今回2度目の輝久さんは、「九州は全国でもレベルが高い。みんなの代表として、九州大会まで2カ月しっかり練習を重ねてチームに貢献できるように結果を出したい」と意気込みを語った。