2015年に発行された中学生用副読本「八重山の歴史と文化・自然」を、書名を改めて一般向け発刊した「八重山を学ぶ」の出版祝賀会(同実行委員会主催)が17日夜、石垣市内ホテルで開かれた。
渡久山長輝実行委員長は「確かな知識を提供する本を出版してもらい、感謝している。八重山の自然、環境、歴史、文化など、あらゆる角度から総合的に理解できる本となっており、市民にも保護者にも読んでもらいたい」と述べた。
実行委は刊行委員会(田本由美子委員長、12人)のメンバーを招き、労をねぎらった。
田本委員長は「近現代史をめぐり、(市教育委員会から)2カ所に見解が分かれるところがあったとされたが、本当にどうなのか本書で確認してほしい。一方、多くの市民、郡民の要望を受け、一般向け発刊の運びとなった」と述べた。