▽…一般質問が始まった与那国町議会。9月に控える町議選挙を前に各議員も気合が入る。今選挙から議員定数が6から10に拡大する。町内では立候補予定者の名前が錯綜(さくそう)。10人の定数を満たすかも含めて、うわさ話が絶えない。現職を加えたけん制、駆け引きも始まり、今後の動向が注目される。果たして顔ぶれやいかに。
▽…畳表の原料となるイグサの収穫現場を取材した。本原正将さんが5年前から取り組んでいるもので、ようやく収穫できるようになったという。喜びもひとしおだ。水田の一角に植えられており、まっすぐに伸びるイグサが青々としていて、周囲で黄金色に輝く稲穂と対照的。そこだけ際立っていた。
▽…西・中組合同の「分かしハーリー」が行われ、1着の西組が「上がりハーリー」の代表となった。見ていると、西組はそれほどエークの回転は速くないのに、他の中一、中二組より船の推進力が高いように見えた。しかし、昨年より手漕(こ)ぎのスピードを速めたという。たくさん練習したというから、ひと漕ぎの息が合っていたのだろうか。不思議だった。