見て見ぬ振りしたかったが、こうも散乱していては拾い集めるしかなかった▼国道390号ヤラブ並木の側道を250㍍ほど進むとみやら保育園がある。この道は、両側の木や草が伸びると幅員が狭くなるので、朝夕の園児の送迎車は対向しないよう一方通行を励行している。加えて安全を確保するために定期的な草刈りを保護者会が実施、道路管理者による除草剤散布も年次的に行われている▼このほど除草剤がまかれ草木が枯れだしたら、中からポイ捨てごみが現れた。あまりの多さに拾い集め1箇所に並べてみた。なんと過半がビール缶、しかも緑色ラベルの同一メーカー▼これまでポイ捨ては不特定多数の心無い人の仕業と考えていたが、この通りを見る限りでは、同一人物の習慣と推察される。一緒の袋は近くのコンビニのもの。購入後、この辺りで飲み終えポイ捨てに至っているのだろう。草むらへのポイ捨ては完全に隠れてしまうので投げ捨てた本人には罪の意識があるのかどうか▼そこで拾い集めたごみをそのままに、その後も投げ捨てが続くのか観察中。この量なら役所が不法投棄で乗り出してもいいのではないか。しかもアルコール。運転中だったら問題だ▼糖質ゼロを愛飲し健康を気遣うポイ捨て人よ。ここで悔悛し健全な精神を育もう。(仲間清隆)
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